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『FPの家/S邸』
パデ処理がようやく終わり、クロスの施工が始まりました。
既に壁紙は納品済み、今回も紙クロスを採用しました。
菊池襖紙工場の紙クロス「K&Kシルクロード」の特徴は以下の通りです。
アレルギー体質・化学物質過敏症・シックハウス対策として、組成成分から印刷インクに至るまで、ほぼ100パーセント天然素材で構成されています。
表面層:古紙75パーセント・バージンパルプ15パーセント・ケナフ10パーセント
裏打層:古紙90パーセント・ケナフ10パーセント
森林伐採を減らしケナフを利用することで、地球温暖化防止・CO2削減を図っています。
ケナフとはこんな植物です。
麻の一種でアオイ科フヨウ属の一年草。古くから米・麦などの穀類を入れるための麻袋を作るために栽培されていました。広く東南アジアや中国・インド・アフリカ・中南米・米国南部・オーストラリア等で栽培されています。熱帯・温帯であれば痩せた土地でも育ち、4~6ヶ月で木材の4~6倍成長します。
光合成の働きが非常に活発な為、CO2を大量に吸収し地球温暖化防止に役立つ植物として、貴重な原料資源と言えます。カーボンニュートラル原料使用としても注目されています。
ケナフを利用した紙クロスは、リサイクルが可能であり、燃焼処理をしても有害ガスが発生しません。
紙の素材特性から、静電気が発生せず埃を吸着せず、通気性があり「壁が呼吸する」ことで常に快適な住環境を保てます。
ビニールクロスに含まれる可塑剤(発癌の恐れがある物質)も使われておりません。
従来の紙クロスは、施工面で以下の問題を指摘されていました。
目隙が大きい
表面についた糊を拭きとれない
貼り換えの際に剥がすことができない
施工が面倒であり、コスト高になる
これらを解消するための工夫があちこちに凝らしてあります。
現場で働く職人さんに聞いてみると「ビニールクロスと変わらないよ」
「凹凸がないから下地を平滑にしないとならないから、パテ処理は手間食うけど・・・」
「ビニールクロスだって、凹凸無いのは一諸だよ」との事でした。
一部屋貼り終わりました。中々の貼り上がりです。
ビーニールクロスを貼った部屋と紙クロスを貼った部屋、どこがどう違うのでしょうか?
体感してみるしかないですよね。
来る2月28日(日)および3月6日(日)
FPの家/S邸にて
完成現場見学会を開催します。
見学会の際に是非ご体感ください。
社員一同、お待ちしております。
https://www.assetfor.co.jp
posted by t.arai
東京都練馬区北町2-13-11
03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分