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『FPの家/S邸』
クロス工事が少しづつ進んでいます。
今週末には、完了する予定です。
仕上がっていくのを見ているのは楽しいですよね。
次のイラストをご覧ください。
人生における大きなイベントのひとつがマイホームの取得です。
子供が増え、成長していく。働き方が変化したり、親が高齢になったり・・・。
ライフスタイルが変わっても、マイホームはいつも生活の舞台となる大切な場所である事に変わりありません。忙しく働いても、家に帰ればほっとして、どんな場所よりも心地よく寛げる場所であってほしい。
そんな長い付き合いになる家だからこそ、四季を通じて快適・健康に過ごせるようにしたいものです。
世界一の長寿国になった我が国ですが、健康上の理由により日常生活が制限されない期間(健康寿命)は意外と短いようです。
男性の場合は亡くなる前の9.13年。女性の場合は亡くなる前の12.68年が何らかの制限を受けながらの生活を過ごしている事が上図を見るとわかります。
元気に楽しく暮らし、ある日ポックリ寿命を全うする「ピンピンコロリ」が理想ですが
現実は、病気と付き合いながら寿命を全うする「ネンネンコロリ」のようですね。
下図は、英国保健省による住宅に関する指針をまとめたものです。
これを見ると、全ての部屋の温度が1年中18度を下回らないようにしないと、何らかの健康被害を被ることが解ります。皆さんの家には寒い部屋はありませんか?トイレや浴室、廊下や玄関・・・。
家の中で厚着をしたり、布団をかけていても意味がありません。
呼吸を通して肺に侵入した冷気が肺や内臓にダメージを与え、ネンネンコロリまっしぐらとなります。
若い時には感じていなくても、歳を重ねる毎にそのダメージは大きくなるようです。
暖かい家を実現するためには、しっかりとした断熱施工が必要になります。
その為の費用もバカになりません。中途半端な断熱施工は暖かさを得られないばかりでなく、家の耐久性を損なう恐れすらあります。
こうした事を踏まえても、費用対効果で考えても、家の断熱化は開口部(窓)の性能向上が一番効率的といえそうです。
ということで今回は、開口部(窓)について簡単にお話ししたいと思います。
写真は、木とアルミの複合サッシです。
一般的な複合サッシとは異なり、外側のサッシ枠のみがアルミ製になっていて、室内に接する枠および建具がサーモウッド加工した国産材で出来ています。
玄関ホールの1窓のみ、アクセントとして採用しました。
木製玄関ドアと並ぶとなかなか素敵です。もちろん断熱性能もなかなかです。
でも費用もそれなりに掛かりますからから、それ以外の窓は、樹脂製防火窓を採用しています。
高性能ガラスを嵌めた樹脂製窓は、とっても断熱性能が高いんです。
例えば冬のエアコン暖房、いくら温度を上げても全然足元が暖かくならない。なんて事ありませんか?
部屋を暖めても足元が寒いのは、窓の断熱性能の低さが原因です。
冷えた窓やガラスによって冷やされた空気が、下降気流となって足元をスースー冷やします。
いわゆるコールドドラフト現象です。足の冷えは女性の大敵。いくら暖房温度を上げても、足元が冷たければ快適ではありません。
コールドドラフトの発生する仕組みはこのようになっています。
冷たい外気に接している窓が冷たくなってしまうと、窓に触れている室内空気も冷やします。(冷輻射)
冷たい空気は暖かい空気よりも重いため、壁に沿って床の方に下降します。
下降した冷気は床にぶつかり、床材の上を窓と反対の方に流れます。
冷気が下降した窓前には、廻りの空気が集まり、窓の冷温で冷やされ、下降します。
こうして冷たい空気の流れが継続し、床を川のように流れる事になります。この状態をコールドドラフト現象といいます。
これを防ぐためには、窓を冷やさないことが大切です。
残念ながら、カーテンは窓の冷気が人体に直接当たらないようにはできますが、コールドドラフト現象を解決する事は出来ません。
断熱性能の高い樹脂窓を採用して、冷気をしっかりとシャットアウトしませんか?
アルミサッシじゃ、こうはいきません。ガラスだけ性能を上げても・・・。
コールドドラフトの無い快適な窓、体験してみませんか?
来る2月28日(日)および3月6日(日)
FPの家/S邸にて
完成現場見学会を開催します。
ご家族、ご友人、お誘いあわせの上見学会にお越しください。
社員一同、お待ちしております。
https://www.assetfor.co.jp
posted by t.arai
東京都練馬区北町2-13-11
03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分