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結露は、住宅を腐らせる元凶となるばかりでなく、カビやダニが発生する原因となって家族の健康を脅かします。
結露によってカビが発生し、それを餌にしてダニが繁殖します。
中でも人に危害を加えるのはイエダニですが、
これらのダニやその死骸・糞・カビの胞子等がハウスダストとして部屋中を飛び回り、
喘息やアトピー性皮膚炎などの原因物質となるアレルゲンになります。
これらの疾病から家族を守る為にも、結露の発生しない住環境をつくる事は大切です。
アレルギーの原因となるダニやその他の病気の要因となるバクテリア・ウィルス・カビ等は、
室内の相対湿度を40~60パーセントにする事で、生き延びる事が出来ないと言われています。
ここで、簡単に相対湿度について説明したいと思います。
湿度の表現には、絶対湿度と相対湿度の2種類があります。
絶対湿度は空気中に含まれる水蒸気量の割合を表します。
一方、相対湿度は、その温度で空気が含む事の出来る最大水蒸気量の割合を表します。
この絶対湿度と相対湿度が結露の発生に関係しているようですね。
では、結露はどうして発生するのでしょうか?
少し面倒くさい話になります。学校の授業を思い出すかも・・・。
空気には水蒸気が含まれています。
含むことが出来る最大の水蒸気量(飽和水蒸気量)は、温度により異なります。
上図のように、
6.0度では7.30グラム/立法メートル
8.7度では8.65グラム/立法メートル
20.0度では17.30グラム/立法メートル
となります。
この最大限に水蒸気を含んだ状態は相対湿度100パーセント、「飽和状態」といいます。
20度の空気の相対湿度100パーセント(飽和状態)の水蒸気量は17.30グラム/立法メートルですから
相対湿度が半分(50パーセント)の場合
水蒸気量は17.3グラム/立法メートル×0.5=8.65グラム/立法メートルになります。(A)
この20度相対湿度50パーセントの空気を冷やして8.7度にすると、含まれる水蒸気量は変わりませんから
相対湿度が100パーセントになり(B)、これ以上水蒸気を含めない状態になります。
さらに温度を下げ6.0度にすると、今まで含んでいた水蒸気を含み切れなくなり、
そのオーバー分(8.65-7.3=1.35グラム/立法メートル)が結露として現れます。(C)
つまり、室温20度の空気が8.7度のガラス面に触れても結露は発生しませんが、
6.0度のガラス面に触れると結露が発生するということ。
これが結露のメカニズムです。
ですから、エコガラスに変えガラスの温度を8.7度以下に下げないようにするか、
除湿機を使い室内空気の湿度を1.35グラム/立法メートル減らす事が出来れば
結露はなくなる事になります。
ご理解いただけたでしょうか?
日常生活の中で私達が使う「湿度」は、絶対湿度の事を言いますが、
一般的には40~60パーセント程度が快適とされています。
ところで、
お肌と樹脂窓の以外な関係、ご存知でしょうか?
YKKapの実験で、樹脂窓と肌に関係がある事がわかってきました。
上のグラフをご覧ください。
アルミ窓で表面結露が始まると部屋の空気中の水蒸気量が減少し始め、更には肌の水分量も減少します。
一方樹脂窓の場合は、部屋の空気の水蒸気量も肌の水分量も維持されています。
つまり樹脂窓にする事で、美肌にとって必要な「うるおい環境」が整うと言う、女性にとってはうれしい結果が得られたのです。
樹脂窓の以外な効果、おもしろいでしょ。
『FPの家 S邸』はYKKapの防火樹脂窓を採用しています。
FP断熱材+樹脂窓+機能する計画換気システムが作る、快適な室内温熱環境。
美肌効果も高まることでしょう。
暖かい家では運動効果も高まる事から、ダイエット効果も期待出来るとか・・・。
来る、2月28日(日)および3月6日(日)の2日間
完成現場見学会を開催いたします。
(28日は事前予約制になっておりますので、見学を希望される方は弊社までご一報ください。)
エネルギーを無駄にせず、家じゅうどこでも隅々まで暖かい
魔法瓶のような「FPの家」をご体感できます。
ご家族お誘い合わせの上、お越しくださいますようよろしくお願いします。
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posted by Asset Red
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03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分