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南北に長く、高い山の多い我が国の気候風土は実に多様です。
日本各地には、その多様な気候風土に育てられた1000種類を超える木があります。
同じ樹種であっても、暖かい地方で育ったものと寒い地方で育ったものでは、硬さや木目の細かさ・色などが違ってきます。
そして、その地域で大切に育まれてきた木を使う事は地域の自然環境を守る事にも繋がります。
木に秘められたたくさんのチカラを、ご紹介します。(チビコト/山本常美氏インタビューより抜粋)
落ち着いた空間が心を解きほぐします。
木の家は、まず見た目に訴え、そして心に働きかけます。
木に包まれた空間では冷たい感じがせず、温かい気持ちになるでしょう?
木の呼吸が室内環境を整えます。
木の家は生きています。呼吸もしています。
木が加工され、木材になっても、生きているかのように様々なチカラを発揮してくれます。
豊かな五感や情緒を育てます。
「子供の為にも木の家にしたい」という人は多いものです。
木に囲まれた生活はお子様の情緒を育み、のびのびと育てる事が出来ます。
長持ちさせて再生産出来る素材です。
少し前まで木で家を建てるのは当たり前でした。
植えて、育てて、伐って、使うという循環を繰り返せば半永久的に山を守る事が出来ます。
少し科学的なデーターもご紹介します。
冬場、鉄やコンクリートに触れると冷たく感じる一方、木材は温かく感じます。
木材に触れた時に温かく感じるのは、木材が他の素材と比べて熱を伝えにくい性質持っているからです。
その性能はコンクリートの約12倍にもなります。
その性能も、夏涼しく冬暖かい木の家の快適さに一役買っています。
熱伝導率とは、熱の伝わり易さを表します。数値が高い方が熱を伝え易くなります。
スギの0.08に対しコンクリートは0.94(約12倍)、鋼材は38.6(なんと480倍)にもなっています。
木材が熱を伝えにくいのは、その中に無数の穴が空いていて、熱を伝えにくい空気を多く含んでいるからです。
住宅一棟を建てる際に排出される二酸化炭素量を比較すると、木造住宅が他の住宅に比べて如何に少ないか判ります。
木材が鉄やコンクリートといった材料に比べて、製造や加工の工程で必要なエネルギーが少ない事が大きな要因です。
それ以外にも木材は長年に渡り炭素を固定し続けるので、二酸化炭素の排出を抑制する事が出来ます。
木の家に住む事は地球温暖化防止にも貢献出来る事になります。
こんなデーターもあります。
慶應義塾大学 理工学部 システムデザイン工学科
伊香賀俊治研究室が、スマートウェルネス体感パピリオン1号棟で行った被験者実験の結果です。
高断熱ルームと非断熱ルームでそれぞれ行った血圧測定の結果となります。
被験者は50~74歳(平均年齢56.0歳)、中年男性13名が入室60分経過後に血圧を測定するとこうなりました。
無断熱と高断熱では、その血圧差5.0ミリHg
無垢木材による内装とそうでない内装では、その血圧差5.0ミリHg
高断熱住宅が健康に与える影響は、最近良く耳にします。
弊社でも、事あるごとにこの場を借りてアピールしてきました。
でも、無垢木材による内装が健康に与える影響がこれほどとは思いませんでした。
簡単に言ってしまえば、高断熱住宅で無垢材を使った部屋に居れば高血圧に悩む方々の症状を改善する事出来る。と言うことでしょう。凄いと思いませんか?
こんな実験結果もあります。
上図のようなタイムスケジュールで、木質内装ルームと非木質内装ルームによる睡眠を採った翌日に模擬作業を行うという実験のようです。
結果は上図の通りになりました。
木質内装ルームの方が熟睡時間が20分増加し、翌日の模擬作業の成績も4.6ポイント向上したようです。
伊香賀教授によれば、これは偏差値が4.6ポイント上がったという事ですから、受験生には木質内装ルームでの就寝がお勧めですね。
木の家の持つ不思議なチカラ、思い出して戴けたでしょうか?
思い当たる事がたくさんあると思います。
そう言えば、こんな実験もありましたね。
コンクリートと鉄と木の箱に入れたネズミの生存率は上図のようになったそうです。
鉄の家やコンクリートの家では味わう事の出来ない快適・健康環境、是非ご体感ください。
来る、2月28日(日)および3月6日(日)の2日間
『FPの家 S邸』完成現場見学会を開催いたします。
(28日は事前予約制になっておりますので、見学を希望される方は弊社までご一報ください。)
エネルギーを無駄にせず、家じゅうどこでも隅々まで暖かい
魔法瓶のような「FPの家」をご体感できます。
木の骨組みに無垢の内装材や自然素材をたっぷりと使っています。
空気の味が違うかも知れません・・・。
ご家族お誘い合わせの上、お越しくださいますようよろしくお願いします。
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posted by Asset Red
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東武東上線 東武練馬駅下車5分