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アセットフォーはお休みです。
たまには、お酒にまつわる話をいかがでしょうか?
耳が痛い話かも知れません・・・。
飲んべえと呼ばれるような人種は多かれ少なかれ「はしご癖」があるようだ。
だいたいはしごをする連中は、毎日はしごが楽しくて仕方がないからしているというわけではない。
はしごをすればどうしても飲む量が増え、体力は消耗するし、ポケットマネーも乏しくなる。
翌朝こみ上げる不快感に「今日は絶対に飲まない。」と決心しながら出勤する。
しかし街に灯りがともる頃にはその決心が、「今日は絶対1軒だけにして切り上げよう。」と後退する。
そして水割り2杯だけのつもりで飲んでいると、終わりかけた頃に常連仲間がやってくる。
「仕方ない、もう1・2杯は・・・。」
と腰を落ち着け、その場にいない仲間の噂を肴にチビチビやっているうちに決心と名のつく類は製氷機で造った氷より儚く消えてしまう。
そのうちにどちらからともなく「ちょっと、〇〇〇のママの顔でも見てくるか。」てな事になり、とめどなく転がっていく。
英語の「ローリングストーン(転がる石)には苔はつかない」という諺には、「苔もつかない、つまり何にもならない」という意味と
「動いていれば決して悪い事はない」つまり「犬も歩けば棒に当たる」と同じという、まるで逆の2通りの意味がある。
しかし飲んべえのローリングストーンは、どちらかというとあまりいい事ではなくて、終電に乗り遅れたり、喧嘩してどこかの骨を折ったりするのがオチだ。
バーに入り浸って、酒を甞めるようにやっている人をバーフライという。バーの蠅とは良くいったものだ。
この言葉をヘビードリンカーの意味にも使うし、酔っ払いを意味することもある。
時にはバーで人にナンノカンノと話しかけ、奢ってもらうムーチャ(たかり屋)の意味でも使う。
エチケットとしてよく人に奢ろうとするアメリカ人も、この手のバーフライには知らん顔をしている。
河岸を変えたがる人をアメリカではバーホッパーという。なおイギリスではバークローラー。
クロールは水泳のクロールと一緒で、毛虫などが這うこと。そこから這い回る事、こそこそ動き回る事といった意味になる。
バッタのように飛び回るホッパーよりはクローラーの方が感じが出ている気がする。
アメリカの場合、なんといってもうれしいのは飲み代が酒屋で買って飲むのとあまり違わず、ツマミも出ない代わりに余計なチャージもつかない事だ。
したがってはしごをしても、1軒に腰を据えて飲むより高くつく事もない。だからはしご族が多い。
日本版ローリングストーンの場合は、苔がつかないどころか「ツケ」という苔がびっしりと付き、やがては転がろうにも転がれなくなる。
いかがでしたか?
森下賢一 著 / 草思社 刊
いい酒のいい飲り方 最新舶来酒案内
から一部抜粋してみました。
思い当たる御仁もいたのでは・・・。
モチロン私は該当しません。
どちらかと言うと腰を据えて飲むタイプかも知れませんね。
桜の花もチラホラと咲き始めたようですね。
あちこちで花見が行われるシーズンに突入です。
お互い、羽目を外し過ぎないようにしたいものですね。
私の場合
居酒屋でホッピーを飲む人だから
「居酒屋ホッパー」かも・・・。
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posted by Hoppy Red
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