blog
最近は、電気にまつわる話題に事欠きません。
COP21とか電気の自由化とか・・・。
そもそも電気ってなんだっけ?
なんていう人はいないと思いますが
何回かに分けて、電気の話をしたいと思います。
まず第1回目は、「発電はタービンを回して」というお話です。
高断熱・高気密住宅にする事で、エアコンの消費電力を抑える事は可能です。
でも、電気を全く使わない訳ではありません。
それどころか、世の中が便利になればなるほど、電力への依存は増える一方です。
テレビは見たいしパソコンも使いたい。
けれどやみくもに電力を消費する生活と、何にどれだけ電力を使うか意識している生活とでは、日々の暮らし方も住宅設計のポイントも変わってきます。
改めて、住まいと電力の関係について見直してみましょう。
まずは発電から。
現在、我が国の電力の大部分は、火力・原子力・水力によってつくられています。
火力は石炭・天然ガス・石油が原料。
原子力はウラン、水力は水。
材料は違えども電気をつくる方法はみな同じです。
発電機を回転させて電気をつくるのです。ただしその過程はというと・・・
火力発電・・・
石炭・天然ガス・石油等の化石燃料を巨大なボイラーで燃やし、水を加熱すると蒸気が発生します。
その蒸気の力でタービンを回し、発電機を回転させます。
発電機は、磁石の中のコイルを回転させる事で電気を発生させます。
原子力発電・・・
ウランに中性子をぶつけると核分裂が起こります。
この時発生する熱エネルギーで水を加熱します。あとは火力発電と同じ要領です。
水力発電・・・
水が落下する時のエネルギーでタービンを回します。
あとは火力発電と同じ要領です。
風力発電・・・
風が風車を回す力で発電機を回転させます。
人力発電・・・
発電機を動かせれば人間でも発電は可能です。
他にも、地熱・潮力・波力等々、様々な発電方法がありますが、代表的な方法を挙げてみました。
次回は、「発電職人の実力」というお話です。
なお、㈱エクスナレッジ 刊/山田浩幸 著/エアコンのいらない家から一部抜粋・引用しています。
次回もまた、お付き合いくださいね。
https://www.assetfor.co.jp
posted by Asset Red
東京都練馬区北町2-13-11
03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分