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またまた勝手にシリーズ化してしまいました。電気の話を続けたいと思います。
第2回目は、「発電職人の実力」というお話です。
発電の仕組みは大体同じですが、それ以外の部分は発電方式毎に大きく異なります。
その違いを、ケーキ屋さんで働く職人さんに例えて説明してみましょう。
カリョクさん・・・
明治時代から働いている、この道120年以上のベテランです。
今でもお店のケーキの60パーセントはカリョクさんが作っています。
最近嫌われ者のCO2さんと仲がいいのが玉に傷。
ゲンシリョクさん・・・
そろそろ中堅の域に達してきました。(入店してから45年以上)
お店のケーキの30パーセントはゲンシリョクさんの担当です。
コツコツ真面目に働きますが、一度キレたら誰にも手がつけられないのは皆さんもご存知の通り。
スイリョクさん・・・
カリョクさんと並ぶ大ベテランですが、最初に雇い入れるまでの支度金が高いうえ仕事が出来る場所も限られているので、ケーキ屋さんへの貢献度はあまり高くありません。
フウリョクさん
タイヨウコウさん・・・
ガゼン注目され始めたこの2人。
けれども、気分屋で無断欠勤も多いので毎日きっちり働いてくれる訳ではありません。
今のところケーキづくりには、ほとんど貢献していません。
そんな彼らの給料日を覗いてみましょう。
どの世界もそうですが、安月給でもしっかり働いてくれる人は重宝されます。
ゲンシリョクさんに人気が集まるのも無理はありません。
(ただ、エネルギー関係の統計は国のエネルギー政策に影響され易い側面もあります。計算方法によっては全く違う結果になるかも知れません。)
2003年以降、原子力発電の割合は事件・事故の影響で下降気味になっています。
今回の震災による事故を受けて、その割合は更なる低下を招くことになりそうです。
次回は、「ケーキは適当なサイズで」というお話です。
なお、㈱エクスナレッジ 刊/山田浩幸 著/エアコンのいらない家から一部抜粋・引用しています。
次回もまた、お付き合いくださいね。
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