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家相についてのお話しです。
家相をみる上で、方角は重要です。
一口に北と言っても、「真北」と「磁北」の2通りがあるのをご存知でしょうか?
どちらも北を指している事に変わりはありませんが、角度が微妙に違ってくるのです。
家相書の中には、凶方位に部屋をつくる事は「死」・「病気」・「不幸」を表しているなど、かなり大胆な事を言っているものもあります。
家の中心や北の角度が少しずれるだけで、凶の位置が逆に吉になってしまう事もあるのです。
さて、真北の出し方をこれから6つ紹介します。
磁石は周囲の鉄分で狂ったり、測り方で違ってきたりしますので何か所かで測る事をお勧めします。
1.天測の北極星による方法
2.地図による方法
3.国土地理院の基準点の測量による方法
4.計器による方法
5.日影(南中時刻の鉛直棒の日影や日時計)による方法
6.磁石で北を出す方法
一般的には、2もしくは4が使われる事が多いようです。
太陽は1日に1回、必ず子午線(真南)を通過する。あらかじめ棒を立てて南中した時の影の方向が真北となる。
ちなみに建築基準法では真北を採用しますし、
家相では磁北を採用する事が多くなっています。
ある易断にお聞きしたところ、「人間の住むところだから人間の手によって測る」との説明でした。
ただし、その土地により磁北から各地の補正値を出し、西にその分を振って北を決める事が必要になってきます。
辞書では方位に関しては北西・南東というように、北や南を最初にもってくる呼び方をします。
気象庁は現在、北と南を最初にもってくる呼び方をしています。
ただし、東北地方などの地名に関しては、昔からの習慣を大切にし東を最初にしているとの事です。
例えば鬼門方向を東北と呼ぶのは、東北地方からの寒い風や賊に対しての備えとしてこの言葉が生まれたからであり、北東ではなく東北と呼ぶ方が良いと考えています。
また家相の方位盤は南を上にして置くので、南東・南西・東北・西北の呼び方の方が自然です。
ちなみに鬼門を辞書で引くと、東北となっていたり北東となっていたり・・・。
家相書でも東北・北東のどちらも出ています。
知れば知るほどわからなくなるのが、家相だと思いませんか?
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