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『FPの家 Y邸』
明日は雨のようなので、急遽午後から墨出しを行いました。
雨で捨てコンの上に若干の水溜りが出来ていたので、スポンジを使っての吸い取りからスタートです。
水溜りが無くなったところで、水貫の芯墨に釘を打ち、水糸を掛けます。
今回は基礎芯に水糸を掛けました。
隅切りの部分の斜めになった水貫にも水糸を掛けます。
これを基礎の通り全て(X方向・Y方向とも)行います。
水糸を張ったところはこんな感じになります。
水貫の高さを高くすると、この作業の時に跨ぎながら歩くのが大変です。
かといって低くすると、型枠にぶつかってしまいます。
ここで下げ振りの登場です。
水糸の先についた赤い重りが下げ振りです。
写真のように水糸に掛けて使います。
水糸から垂直に垂れるので、先端が糸の位置になります。
下げ振りの先端をマークします。
ここで今度は墨壺の登場です。
墨を補充し、先端と終端をそれぞれ捨てコンにマークした芯墨に当てます。
先端を押さえて
引っ張り
終端を抑えたら、糸を垂直に弓を引くように引っ張ります。
手を離せば、糸についた墨が捨てコンに真っすぐな線を書いてくれます。
こんな感じです。
この後、外枠を留める為のガイドラインを芯墨から90ミリ離して書きます。
これで墨出しの作業は完了です。
明日は、天気を見ながらの外枠取付となります。
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