先行足場、架設しました。

『FPの家 Y邸』

明日の建て方(上棟)作業に先立ち、先行足場の架設が行われました。

先行って、どういう事?

という方が多いと思います。

随分と昔の話です。(古い写真で申し訳ありません。写りも悪いし・・・。)

作業の安全を守る為の足場なのに、建て方作業が終わった翌日に足場を架設していた時代が長く続いていました。

つまり高所作業も脚立に上がったり、梯子を掛けて梁の上に乗っかっての作業をしていた訳です。

そういえば、ヘルメットも被っていなかったかも・・・。

今は当たり前になった2階床合板ですが、当時はありませんでした。

梁から梁を重い梁を抱えたまま飛び回り、建て方作業を行う鳶さんに当時の私は驚愕の視線を送ったものです。

当時は転落事故も度々起きた事を記憶しています。

建て方作業の後ではなく、予め足場を架設しておいて安全に作業を行う事を目的とした足場。

これが『先行足場』です。

今でこそ当たり前になりましたが、始めたばかりの頃は色々と問題が起こりました。

当時の先行足場は、建て方時に上棟材をラフターで吊って運ぶための開口を設けていました。

この開口がある為、足場の強度が確保できず安全な筈の足場の上で怖い思いもたくさんしました。

あわや倒壊!

なんて事だってあったんですよ。もちろん無事でしたけど・・・。

昔話はこの辺りでやめましょう。

今の先行足場は安全です。安心して乗っていられます。

朝から、2名の足場屋さんが作業に当たっていました。

始めに建物廻りにPPシートが敷き込まれます。

その後、足場部材を建物廻りに配置します。

何しろ狭小地です。

毎度毎度の事ではありますが、今回はいつも以上に建物と敷地の空きがありません。

隣家との境界線からはみ出さないよう、最新の注意を払っての作業が続きます。

 

見事なチームワークを発揮する二人。

惚れ惚れする仕事っぷりです。

午前中いっぱいをかけて、ようやく1階部分が出来てきました。

やっぱり普段よりも時間が掛かっています。ガンバレ!

ちなみに隣家との空き具合はこんな感じです。

 

バイクの停まっている敷地は隣地です。足場の外側がほぼ隣地境界線になっています。

午後一番、ユニック車がプレカット材を運んで来ました。

一旦作業を中止して、荷受けを行います。

1階部材は土台の上に置きます。

 

2階部材は足場に設けたステージに仮置きします。

敷地内に材料置き場はありません。

全ての材料を建物及び足場に置いての作業となります。

毎度の事ながら、綿密な工程計画が必要です。順番を間違えようものなら積み替えるスペースさえありません。

ようやく足場架設が完了しました。

階段を設置しているので、昇り降りもラクチンです。

建て方当日、ラフター(構造材を揚げるための重機)を据え付けるスペースもありません。

今回の建て方はいわゆる『手揚げ』となります。ラフターを使う建て方と比べ、危険であり大変な作業になります。

でも、弊社の手揚げは違います。

『ガーターリフト』と言う新兵器を使った、安全で省力化が図られた手揚げなんです。

 

足場に取り付けられたガーターレールにスライドする梁が固定されています。

ここに電動ウィンチが付けられ、重い物を上げ下げする事が可能です。

水平移動はガーターレールが活躍します。

その利便性・操作性は如何に・・・。

明日、建て方共々ご報告したいと思います。

ご期待ください。

本日の作業、完了です。

足場屋さん、お疲れさまでした。

  

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