本日は晴天なり!

『FPの家 Y邸』

一昨日は雨の為、休業でした。

昨日は祝日の為、休業です。

本日は晴天なり!

ようやく作業を行う事ができます。

まずは、防蟻処理が完了しました。

 

ホウ酸系の防蟻・防腐処理剤を散布しました。

屋根の上ではプレカットタルキを桁や母屋に留め付けています。

斜めに2枚抱き合わせた部材は隅木です。

棟木や隅木に屋根タルキが455mm間隔で留められていきます。

FPの家の屋根イメージです。

今、まさにこの部分の作業をしている最中という訳です。

 

幅38ミリ×高さ139mmの屋根タルキ間に取付られた緑色に輝く物体が『FP遮断パネル』です。

表面にある緑色のアルミ遮断シートの両端を屋根タルキに被せステップルで固定する事で、野地板との間に2重の通気層が出来る仕組みになっています。

 

下から見るとこんな感じです。

屋根タルキの間に見える『F&P』と書かれた紙が、FP遮断パネルの裏側になります。

隅木廻りの納まりを映した写真です。

屋根パネルと隅木の間には、現場発泡ウレタンを何度かに分けて充填します。

また、隅木に沿って暖められた空気が上に上がるようにしなければなりませんから、タルキの突き付け部には空気の通り道としての切り欠きが必要になります。

アルミ遮熱シートの両端をタルキに留め付けた写真です。

野地板との間に通気層があるのが、見えるでしょうか?

現場写真はここまでとします。

ところで、みなさんはウレタンという素材をご存知でしょうか?

また、それがどのようなところに使われているか知っていますか?

高い断熱性や防水性を持ち、軽量で伸縮性や弾性に優れたウレタンは、様々な分野で活躍しています。

例えば、台所用スポンジや枕の中綿(低反発ウレタンが入っています)、スポーツシューズの靴底。

サーフボードにも使われています。

冷蔵庫の断熱材としても使われているそうです。

高断熱・高気密住宅の先進地帯である北欧の住宅を目指して、1985年に北海道札幌市で誕生した『FPの家』ですが、その1番の特徴と言えば自社製の『高性能ウレタン断熱パネル』(通称:FPパネル)を使う事にあります。

そこで今回は、屋根パネルについてお話ししたいと思います。

屋根には、雨露の侵入を防ぐための防水性能と、長期間に渡りその性能や形状を保持するための耐風性・耐震性・耐候性といった耐久性能が必要となります。

また内部空間の居住性に関わる断熱性や遮音性、都市部においては防火性なども重要です。

真夏の直射日光による熱は、屋根直下の天井裏で断熱されるのが従来の方法でした。

これに対して屋根面そのものに遮熱・断熱効果を持たせるのが、『FP遮断パネル』です。

2層の通気層を持つアルミ遮熱シートとウレタン断熱パネルを組合せ、その複合効果で屋根の蓄熱を大幅にカットする構造になっています。

真夏の外気温が31.5度の時の屋根表面温度は70度を超えています。

ロフトをつくっても暑くて上がれないケースが少なくありません。

公共機関の試験による、FP遮断パネルの遮熱・断熱効果は上図の通りとなっています。

70度まで上がった屋根の表面温度は、従来の断熱材場合約48度になるのに対し、外気温と同じ約31度まで下げる事が可能です。

夏はアルミ遮熱シートとウレタン断熱材が、冬はウレタン断熱材が本領を発揮して快適空間を実現してくれるという訳ですね。

小屋裏空間に断熱層を設ける従来の工法と違い、デッドスペースであった空間をロフトや小屋裏収納として活用出来るため、自由な設計が可能なのもFPの家の特徴のひとつです。

狭小地にめいいっぱい大きな家を建てたいという方には、実に有効な工法と言えるでしょう。もちろん、断熱性能に問題はありません。

弊社が建てる『FPの家』は高断熱・高気密が売りの高性能住宅です。

太陽光発電システムと高性能設備を搭載すれば、今話題の『ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)』だって可能です。

明日は日曜日の為、現場は休業となります。

月曜日は、屋根の下葺きを行う予定です。

  

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