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『住宅燃費』と低燃費な家についてのお話をシリーズでお伝えしています。
第4回目は『省エネのメリット』です。
省エネ基準をクリアする為に家の性能を上げている訳ではありません。
『健康で快適な暮らしが、少ないエネルギーで可能になる』ところに意味があります。
何の為の省エネなのか、なぜ低燃費な家なのかを改めて考えてみましょう。
健康で快適な暮らしと住宅燃費には、密接な関係があります。
家中温度差の少ない健康で快適な環境でありながら、低燃費な家を実現する為には、家の蓄熱・保温効果が重要なカギを握っています。
室内を快適に暖めた熱は、断熱材で囲まれた室内側の材料に蓄熱・保温されます。
断熱材自体の断熱性能と隙間の少ない気密施工。そしてムダな空間をつくらない事が蓄熱・保温効果を高めてくれます。
わずかなエネルギーでも、健康で快適に暮らせる秘密はここにあります。
家の中で人が感じている温度は、室内の空気温度と床・壁・天井の表面温度を足して、2で割ったものになります。
断熱・気密性能が低い家では、至るところで上昇気流が発生し蓄熱・保温効果が期待できません。
壁の中を空気が動く構造は室内温度をいくら高めても、快適とは程遠い環境になります。また、燃費も余計に掛かってしまいます。
低燃費な家をつくることは健康で快適な家をつくる事に繋がります。
でも、高性能設備によって省エネ性を確保している家の場合は違います。
どう違うのか・・・。それはまたの機会とさせて戴きます。
今回はここまでとします。
次回も引き続き『省エネのメリット』をお届けします。
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posted by Hoppy Red
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