blog
『ＦＰの家 Ｙ邸』
ようやく、『地震に強い奴』が来ました！
満を持して、ＦＰの家の耐震・耐風・高耐久の要とも言える『ＦＰ壁パネル』の納品です。
2階に積み上げられた『ＦＰ壁パネル』です。
筋違入りのパネルには、筋違の入った面に『ＯＫシール』が貼ってあります。
1階用のパネルには『ホウ酸系防蟻剤』が塗布されている為、木部が緑色をしています。
木口には『ＧＳＭ09Ｌ11ＸＬ』の表示があります。
全てのパネルに表示されたこれらの記号は、ＦＰパネルの種類や寸法を示したものであり、その内容は以下のようになっています。
G・・・筋違用パネルを表します。
S・・・910モジュール用を表します。（Kの時には950モジュール、Mの時には1000モジュール）
M・・・柱寸法105×105を表します。（Kの時には柱寸法120×120）
09・・・パネル巾を表します。910ミリ間隔の柱間に入るパネルを09と表示します。
L・・・パネル高さを表します。高さが2700の場合はL、それ以外の場合はZ、開口上下パネルの場合はKと表示します。またZの場合には、末尾にその高さを表示します。
11・・・パネル厚さを表します。厚さが105ミリの場合11、120の場合12、真壁用は75と表示します。
XL・・・片筋違の入っている面を外側に使用し、内側から見た時に筋違下端が左側にある事を表します。右側であればXR、襷掛け筋違であればその後にXを加えます。筋違の無い場合は記載がありません。
これらの記号とパネル図面を見比べて、取付箇所まで運び取り付ける事になります。
先端がウレタン樹脂で出来た『ウレタン掛矢』と言われる大きなトンカチを使います。
これを大きく振り上げて、何回もパネルを柱間に叩き入れます。
工場から出荷されたＦＰ壁パネルは、柱間の寸法よりも2ミリだけ小さく作られています。
でもその上に貼られたウレタンスポンジは片側3ミリ程あるでしょうか。両側合わせると、柱間よりも4ミリも大きくなります。
もちろんスポンジ部分は潰れる訳ですが、厚さ105ミリのパネルは少しでも傾いていると入りません。
重い掛矢を振り上げ、振り下ろすのは大変な作業です。
従来の『木製掛矢』の方が軽くて作業性は高いのですが、パネルを叩いた際の音が大きくなる為使う事ができません。
それこそ、鉄砲を撃つような大きな音と振動が近隣の方々に迷惑を掛けることになってしまいます。
事前の近隣への挨拶及び『大きな音と振動』への注意喚起は絶対に忘れる事が出来ません。
ここで、ＦＰパネルの素晴らしさの一部をご紹介したいと思います。
ＦＰパネルの特長のひとつとして、『地震に強い家をつくる事が出来る』が挙げられます。
頻繁に流れる地震速報や自然災害のニュース。
度重なる震災による被害を目の当たりにしている昨今ですから、「我が家は大丈夫だろうか？」と心配する方も多いと思います。
地震に強いマイホームをお考えの方々には、朗報です。
断熱性能が高く省エネで健康・快適なＦＰの家に、『さらなる安心』がプラスされました。
筋違を入れた木枠パネルに工場ならではの大型機械で圧力をかけ、高密度にウレタンを注入します。
一体成型された壁・天井（屋根）・床全体で、外から加わる力を受け止めます。
一般的な工法と比べて壁の変形が少なく、強靭な強さを実現します。もちろん万一の大地震や台風にも負けません。
老朽化による耐震性の低下もＦＰパネルなら、心配ご無用です。
素材の硬質ウレタンは『独立気泡』のため、湿気を通さず結露もしませんからカビや腐朽菌も寄せ付けません。
性能劣化がほとんど無く、いつまでも変わらない強さを発揮します。
建築基準法に基ずく比較により、地震への強さを数値で証明する事も可能です。
一般的な在来工法の強度を表す壁倍率の話です。
45×90の断面を持つ木材を横架材間に斜めに掛ける『片筋違』の強度は2.0倍となっています。
片筋違入りのＦＰ壁パネルの強度は、なんと3.4倍。ウレタンを付加する事で約1.7倍も強度が増す事になります。
さらにこの春、新しく認定された筋違なしのＦＰ壁パネルの強度に至っては、筋違が入っていないのに2.1倍です。
スーパー〇○－〇工法のように、耐力面材を貼っている訳でもありません。
ただの（タダモノではない
）ウレタンパネルが長期間、劣化する事もなくその強度を保つ事を国が認めたからこそ壁倍率の認定に至った訳であり、これ業界初の驚くべき快挙でもあります。
実大の耐震実験により巨大地震に耐える事も実証されているので、さらに安心です。
工場でつくる精度の高いパネルと
その劣化しない性能が
地震や災害に強い家をつくり
ご家族の安全と安心を守ります。
地震の多いニッポンだからこそ、ＦＰの家をお勧めします。
ＦＰパネルの製造シーンを収録した画像です。
是非、ご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=QtOmQ_kb4wo
ＦＰの家に住めば、大地震だって怖くありません。
https://www.assetfor.co.jp
posted by Asset Red
住所：東京都練馬区北町２－１３－１１ 電話：０３－３５５０－１３１１
東武東上線 東武練馬駅下車５分
お問い合わせ
資料請求