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『FPの家 Y邸』
今日の現場は静かです。
屋根の上では、職人さんが一人でもくもくと作業中。
「チョキチョキ」とか「トントン」と、「ブチューッ」いった音が聞こえてきます。
どうやら、隅木および棟木部分の板金を加工・取付しているようですね。
チョキチョキという音は、棟包という板金役物を板金鋏で切断している音。
ブチューッという音は、棟包のジェイント部や釘孔にコーキングを充填している音。
トントンという音は、棟包を下地の防腐処理杉板に釘を留め付けている音でした。
すぐ脇に、昨日ご説明した『防火換気棟』が置いてあります。
こんな感じです。
弊社では屋根材メーカーの純正品ではなく、金物メーカーの製品を採用している為、屋根の色に合わせた防火換気棟を使う事が出来ます。
純正品には、写真のような色はありません。
赤い屋根に新茶色では、なんとも不釣り合いですよね。
そうそう、軒先キャップもきれいに取り付けれられていました。
見ずらいでしょうか?
外壁の遮熱透湿防水シートも貼り終わっています。
電気配線には現場発泡ウレタンが充填され、その上に防水テープが貼られています。
ダクトの回りには、専用シートが取り付けられています。
防火シャッターの取り付けも完了です。
シャッタースラットには、防火設備のシールも確認できます。
玄関の断熱材の上にはコンクリートも打設されました。
室内にいる大工さんはというと・・・。
ジャストカット窓枠を組立て、嵌め込んでいます。
窓枠とFP壁パネルの間に作った10mmの隙間が良く判ると思います。
この隙間に現場発泡ウレタンを充填する訳ですが、10mmないとノズルの先端が入りません。
奥までしっかりとノズルを挿し込み、充填しないとウレタンが奥から発泡しません。
発泡の具合を調整するのも、要領がいります。
たくさん吹き過ぎると、とんでもない事になってしまいます。
床下から出ているホールダウン金物です。
これも、基礎コンクリートの熱を室内に伝える『熱橋』のひとつです。
現場発泡ウレタンを吹き付けて、見えないようにします。
先日までは、「ドンドン」「バンバン」と騒々しかった現場がウソのように静かです。
実はこれも『FPの家』の特長のひとつなんです。
床・壁・天井全てを、遮音性能の高いFPパネルで包み込み、開口部に高性能サッシを採用する。
そして丁寧な気密施工をする事で、FPの家の遮音性能は一般的な住宅を上回ります。
窓や玄関ドアを閉めてしまえば、室内の作業音は外に漏れません。
中には、近隣の方から
「ついこないだまでドンドンやっていたのに、しばらく現場が動いていないようね。」
「何かあったの?」
なんて心配されたお客様もいらっしゃいました。
大丈夫です。ちゃんと仕事をしていますよ。
玄関ドアを開ければ、作業音が聞こえてきます。
FPの家は、外の騒音が中に伝わりにくいだけではありません。
中の音だって、伝わりにくいんです。
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posted by Asset Red
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