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FPの家は、充填断熱工法です。
外壁の柱間に105ミリ厚の硬質ウレタンフォーム製断熱パネルが隙間なく入っています。
一般的な充填断熱工法と異なり、断熱層に電気配線を通す事はしません。
天井裏から一旦建物の外に出した配線を、通気層のスペースを利用して設置したいコンセント等の裏側まで落とします。
そこから再び室内に配線を戻して、コンセントBOXの中に入れる事になります。
入り口と出口。1本の配線につき必ず2か所の孔を断熱パネルと防水シートに明ける事になる訳です。
何か所もあるこうした孔の断熱処理・気密処理・防水処理が、非常に重要になります。
知っていますか?
未だに、雨漏りが多いなんて・・・。
『FPの家 Y邸』
電気配線および空調・換気配管が完了しました。
今日は外壁に貼った遮熱透湿防水シートを貫通した部分に防水テープを貼っています。
写真は、幹線に防水処理をしたところです。
こちらはコンセントおよびTV配線です。
建物から出てきた配線が下向きになる場合は、そのままテープを貼ります。
配線が上にいく場合は、一旦下に下げて、そこから上げています。
こうする事で、配線を伝って雨水が室内に侵入する事を防いでいます。
TVや電話・インターネット配線の取入口です。
CD感の廻りに防水テープを丁寧に貼ります。
弊社では、ストレッチテープを採用しています。伸び縮みする防水テープですから、このような場合もピンホールを作る事無く施工が出来ます。
雨漏りのないよう、丁寧な施工を心掛けないといけませんね。
2階では、大工さんが天井下地の石膏ボードが貼っています。
1階では、無垢フローリングを貼り始めました。
無垢フローリングにつきましては、後日ご報告したいと思います。
床下点検口の取付も完了しています。
床パネルに空いた点検口用の開口です。
点検口の化粧蓋の写真です。
この上にCFシートが貼れるようになっています。
化粧蓋を開けると、断熱中蓋を見る事が出来ます。
メーカーのカタログはこんな感じです。
熱貫流率は0.34W/(K・m2)以下
施工性もなかなか良い製品です。
木曜日に、瑕疵保険会社の検査員による防水検査が行われます。
検査の合格を待って、サイディング工事が始まります。
室内では、無垢フローリングの施工と無垢建具の枠取付を行います。
そろそろ、気密測定も手配しないとなりませんね。
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posted by Asset Red
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