blog
『FPの家 Y邸』
今日は、電気屋さんが作業をしています。
遮熱対策や断熱・気密施工を丁寧に行った現場ですから、窓を少し開けているだけで爽やかな風が室内に籠った熱を逃がしてくれるようですね。
午後現場に行った際に、電気屋さんに言われました。
「全然暑くないから、作業が進みます。」
もちろん、エアコンや扇風機なんてありません。
朝会った時にも、こんな会話をしていました。
「10年程前に新築しちゃったんですが、FPの家の事を知ってたら絶対に建てていました。」
「地震の事、省エネの事、色々不安です。建てて良かったのかなぁー?」
リフォーム・新築を問わず、色々な家を自分の目で見ている方です。
自分の家が、こうなっていたら・・・。なんて不安になる事もあるのかもしれません。
私もついつい長話をしちゃいました。
足場の上で、しみじみとする話ではありませんね。
でも、真剣に私の話を聞いていましたよ。
もっと早く知り合えていれば良かったですね。(残念!)
月曜日に足場を撤去する為、足場絡みの作業をメインに行っています。
外部配線や排気カバー
空調配管は既に終わっていました。
幹線用の配線や
ワットメーター用BOXも取付完了です。
室内では、石膏ボードの切り込みをしていました。
左側が外壁のスイッチ配線、右側が内壁のスイッチ配線です。ウレタン充填の有無がわかると思います。
左は24H換気システム排気口、右は給気口の切り込みです。
浴室の天井に全ての配線が集まっているので、何かあれば天井点検口から中に入れるようになっています。
玄関框及び玄関幅木(付框)の塗装も行われました。
こちらのお宅では、床材に合わせてバーチ(カバ桜)の無塗装品を採用しています。
養生材を剥がして、塗装面をきれいにします。
ウエス(雑巾)と天然ワックスを用意し、塗装面に薄く塗り込みます。
塗った所と塗っていない所の差がはっきり判ると思います。
木目も浮き出てきて、良い感じに仕上がります。
あっと言う間に、完了です。
養生を元に戻して引き上げました。
弊社が採用している天然ワックスは太田油脂株式会社の『匠の艶出し』という製品です。
自動車用の固形ワックスみたいな缶に入っています。
これをウエスに適量取り、塗装面に塗り付け。磨き込みます。
『匠の艶出し』は日本古来よりあらゆる職人に愛用されてきました。
荏油から独自の技術により、植物ロウだけを取り出した天然ワックスです。
アルファ-リノレン酸を55パーセントも含み、有害な化学物質・防腐剤・重金属は一切含んでいません。
クリーム状で伸びが良く、乾きも早い等、使いやすいのも特長です。
こんな実験結果があります。
隊汚染試験といいます。
左から無塗装の床、エゴマ油を塗った床、匠の艶出しを塗った床になっています。
これに5種類の試料を垂らします。
24時間経過しました。
水拭きをした結果です。
薄く擦り込むだけの簡単施工で、汚れやシミを防ぐ事が出来ます。
お子様やペットにも安心です。
せっかく自然素材を活用しているのなら、ワックスや塗料にも自然素材を使用するべきだと思います。
ホームセンターや通信販売でも、手に入れる事が可能です。
天然木の家具や床材、建具などのお手入れにいかがでしょうか?
posted by Assed Red
住所:東京都練馬区北町2-13-11 電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分