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ようやく、『gooブログ』のメンテナンスが終わりました。
当初は昼の12時と聞いていたのに、いつになっても終わらずヤキモキしちゃいました。
今回は、雨樋の交換についてのお話です。
雨樋に落ち葉や泥が詰まると、雨水が溢れて樋の機能を果たしません。
3カ月に一回は梯子に昇って雨樋を点検し、ゴミを取り除きましょう。
竪樋は針金を結んだ布を集水器の上から入れ、下に通して引っ張ります。
雨樋にひび割れや穴があると、雨がポタポタ落ちてきます。
市販の防水テープで穴やひび割れを補修しておくと良いでしょう。
塩化ビニール製の板を大きめに切り、接着すればもっと安心です。
塩化ビニールで出来た雨樋は、紫外線により経年劣化します。
白く退色し、いずれ可塑剤が抜けボロボロになります。
こうなる前に、専門家に声を掛け雨樋の交換を行ってください。
高所作業ですから、足場も必要になります。それなりの費用もかかるでしょう。
でも、そのまま放っておけば建物を傷める事になりかねません。
昨日の雨で延期していた雨樋の交換工事、再開しました。
まずは軒樋および竪樋を外します。
次に樋吊金具を取外します。
取り外した後には穴が開いています。この穴をシーリング剤で埋め、平らに均します。
外した雨樋は、電動のこぎりで短くして軽トラの荷台に並べます。
鉄芯の入った樹脂製雨樋を使っていた為、手のこぎりで切っていては大変です。
樹脂と金物を分別し、細かい部材はゴミ袋に集めます。
樹脂は産業廃棄物として処分します。(もちろん有料です。結構高いんですよ、これが・・・)
金物は引き取ってもらい、代金を戴きます。
写りが悪くてすいません。
塗装仕上の広小舞は塗料がすっかりと剥げています。
この機会に写真のような部材を広小舞に貼る事にしました。
GL鋼板製ですから、耐候性もバッチリです。
いよいよ、軒樋の取付です。
寸法を測り、アルミ製軒樋を製作します。
今回はブラック色にしました。
フォーミングマシンに装填して、加工スタートです。
今回、一番長い軒樋は約9.8mありました。
もちろん、シームレス。継ぎ目を作らず一本ものを作ります。
アルミ製軒樋にアルミ製ハンガー(吊金具)を嵌め込み、アルミ製ネジで留め付けます。
ステンレスや鉄のように、違う種類のビスを使うとサビの元になります。
せっかくサビに強いアルミ材を使っても、こうした点に注意しないと台無しです。
通常アルミ軒樋を取り付ける場合は、破風板を垂直にします。(立水にすると言います。)
今回は樹脂軒樋を取り付けていたため、1か所だけ屋根勾配に直交する破風板がありました。
写真を見るとわかりますが、軒樋の背中を破風板に留め付ける事が出来ません。
そこで今回使用したのが、写真のアタッチメントです。
指で持っている部分の長さを調節して、写真のように破風板と軒樋を固定します。
今日一日では終わりません。
明日も続きを行います。
天気が続くと良いんですが・・・。
posted by Assed Red
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