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『FPの家 Y邸』
本日より、クロス屋さんが現場に入っています。
大工さんが貼ったクロス下地『石膏ボード』に、クロスを貼るのがクロス屋さんのお仕事です。
まずは下地処理からスタートします。
石膏ボードの出隅部分に『コーナーテープ』と呼ばれる樹脂製のテープを貼り付けます。
予め直角に曲がるように筋が入っていて、これを出隅に当てて取付けます。
裏側にある剝離紙を剥がせば、簡単に貼り付けられるようになっています。
勾配天井と壁の取合い部分には、勾配天井見切を取付ます。
上図は弊社が採用している、フクビ化学工業製の『フリー勾配スライド見切』の特長を示したものです。
勾配天井と壁の取合い部では、クロスのしわ・キレの発生が頻繁に発生します。
入隅に発生したシワの様子です。
これを防ぐ為の製品が、先述の勾配天井見切という事になります。
そのポイントは4つあります。
これを採用していなかった頃のお宅では、ご入居後にシワが出てしまい補修をする機会が多々ありました。
でも、これを採用するようになって激減しています。
また石膏ボードの取合いが斜めの為、角がきれいに通っていない事もありました。
こうした事も、この見切を使う事で解消する事が可能です。
石膏ボードの上に後付けするタイプの為、省令準耐火構造にも対応可能です。
各室間の燃え広がりを防ぎ、延焼を遅らせる事ができる見切り材とも言えるでしょう。
配合技術や押出成形技術の進歩により開発された新素材『neo-V』が使われています。
これは石油使用率を低減し、二酸化炭素の排出抑制にも貢献出来る環境配慮型素材です。
これらの取付が終わると、次はパテによる下地の不陸調整になります。
こちらは階段下収納の天井の様子です。
凸凹が多い現場だから、今日一日で終わらないだろうなぁー。
posted by Assed Red
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