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『FPの家 Y邸』
クロス工事、少しづつ進んでいます。
朝一番、クロスに糊を付けています。
ダイニングの天井クロスが終わりました。
トイレも終わっています。
写真は梁に貼ったアクセントクロスの様子です。
化粧梁っぽくなりましたかね。
いよいよ、2階洋室の施工に取り掛かります。
クロス工事完了は今週水曜日の予定になっています。
翌木曜日に、水回り床のCFシートを貼ります。
金曜日は、キッチンセットの組立て施工予定です。
段々、それらしくなってきました。
今から完成が楽しみです。
ここからは、壁紙小史の続きになります。
壁紙普及のもうひとつの要因として、壁紙の防火材料としての認定が挙げられます。
昭和44年、火災による焼死や事故などの被害を防ぐ目的で建築基準法の改正が行われました。
壁紙はそれ以前まで極めて薄い材料のためその対象外とされていましたが、内装制限の強化に伴い規制に組み入れられ、防火壁装材料として建設省(現国交省)の認定を受ける事になります。
昭和37年に当時の壁紙関連業者10社が一種の勉強目的に結成したグループがありました。
このグループを母体にし、徐々に業界団体としての体裁を整えていったのが『壁装材料協会(現日本壁装協会)』です。
この団体が防火壁装材料の通則的認定団体として指定され、現在の体制の基礎を固めました。
防火壁装材料の出現は、認定の条件となる施工法に直貼り工法を採用しているため、それまでの壁張り工法に変化をもたらしました。
表具・襖張りの伝統を受け継ぐ『袋張り』などの下張り工法から直貼り工法の全盛へと繋がる一方、材料にも変化をもたらします。
特にビニール壁紙は、防火品としての品質向上の過程で、それまでビニールレザーからの転用であった為厚手でゴワゴワして張りにくいという難点も改善されました。
織物壁紙よりも張りやすい材料として再認識されたビニールクロスは、価格性・防火性・施工性により以後急速に需要を拡大していきます。
昭和51年に壁紙のJIS化が行われ、53年には壁紙施工用澱粉系接着剤のJIS化も行われました。
これにより、壁紙産業は我が国の産業の一つとして地歩を固めた事になります。
材料の品質規格としては、昭和56年にJISを補完する形で、壁装材料協会で定めた『ビニル壁紙の標準規格』や『壁紙施工用接着剤の標準規格』の2自主規格もあります。
また施工面では、昭和53年にそれまで表具として一括されていた労働省(現厚労省)の技術検定制度に表装業種の選択作業として『壁装作業』が独立し、昭和54年以降壁装作業の1・2級技能士が登場しました。
日本壁装協会 監修/壁装ハンドブックより抜粋
posted by Assed Red
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