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今日はアセットフォーの定休日です。
カビに頭を悩ませている人に、ご紹介したいと思います。
『厄介なカビの防止策と退治方法』
・カビはどこにでも発生します。
カビは微生物の一種です。
臭いの元になるばかりでなく、人体に入って感染症やアレルギー性疾患を引き起こす厄介者です。
カビの胞子は空中に浮遊し、次の条件が合えば至る所で繁殖を始めます。
1.酸素がある。
2.温度が20~30度である。
3.湿度が70~80パーセントである。
4.養分となるものがある。
好湿菌というカビの種類は浴室・洗面所・キッチンに多く繁殖します。
また好乾菌は家屋塵を好み、リビング・寝室などに繁殖します。
冷蔵庫内でさえも、低温で生きるカビがいます。
床下や天井裏でも繁殖するため、年に1度位は点検を行いましょう。
もし、その形跡があれば専門家に相談する事をお勧めします。
・カビ防止のポイント
1.清潔を心掛け、こまめに清掃しましょう。
2.いつも換気に気を配り、室内を乾燥させましょう。
3.布団・キッチン用品・浴室・トイレ小物などは、出来るだけ頻繁に日光に当てましょう。
4.防カビ剤・カビ取り剤・アルコール消毒液・塩素系漂白剤などを使用して殺菌・除菌しましょう。
一度殺菌・除菌しても、また発生する事があります。こまめ対応を心掛けましょう。
空気が乾燥した晴天の日には、家中を開け放って十分換気したいものです。北側の部屋は、年間を通じて湿気が多い為、除湿器を掛ける方法も良いでしょう。
梅雨の時期には、除湿モードでエアコンを掛けるのも有効です。
昨今の住宅は、気密性能も以前よりは高くなっています。暖房器具の使用は室内の結露を招く恐れがあります。
結露はその湿気でカビの繁殖を促します。気が付いたらすぐ水滴を拭き取る事を忘れないでください。
寒い時期であっても、空気の入れ替えは必要です。
特にトイレの配管や、窓・壁等は結露が出来やすい場所ですから注意しましょう。
・キッチン、浴室のカビ対策
高温多湿でカビの栄養源が豊富なだけに、調理の後や入浴後は水気をしっかりと拭き取りましょう。
換気扇も必ず回してください。
カビが発生したら、消毒用エタノールを布に含ませて拭きましょう。
スプレーしてペーパータオルで拭き取り、ポリ袋に包んで捨てるのも良いと思います。
カビの胞子は飛散させない事と、雑巾などで拭いた時はすぐに捨てるのがポイントです。
三角コーナーや浴室小物は、塩素系漂白剤に1時間程度漬けるとカビが死滅します。
タイル目地はカビが出やすいので、時々エタノールで消毒したりカビ取り剤を塗ります。
浴室の天井は防カビ剤入りの塗料を塗っておくと良いでしょう。
入浴後に使用するバスタオルは、濡れたままで一日置くとカビが生えます。
常に清潔で乾いたタオルを使いましょう。
・リビング、寝室のカビ対策
絨毯・カーペット・ソファに零れた食品滓が残っているとカビが生えます。
こまめな掃除が基本ですが、カビが生えてしまったら逆性石鹸液を浸し固く絞った布で繰り返し叩きます。
その後、カラ拭きしてドライヤーで冷風を当て乾燥させます。
押入は普段から、戸を少し開けて通風しましょう。
布団などはぎっしりと詰め込まず、壁との間に隙間をつくります。
カビを発見したら、カビ取り剤で拭き水拭きしてから防カビ剤をスプレーします。
畳のカビを落とすには、消毒用エタノールか漂白剤を含ませた雑巾を固く絞って拭きます。
その後水拭きして、残留薬を取った後ドライヤーで冷風を当て乾燥させます。
壁のカビは消毒用エタノールを含ませた布を固く絞って拭きます。
漂白剤やカビ取り剤は、材質により変色や退色する場合がある為注意が必要です。
・下駄箱のカビ対策
下駄箱も油断しているとカビの温床になります。
埃や泥を持ち込まない事と、通気して乾燥させる事が大切です。
靴に生えたカビはブラシを使わず布かティッシュペーパーで拭き取ります。
靴は良く乾燥させ、下駄箱には防カビ剤をスプレーします。
棚板に紙を敷いてから収納するのも良いでしょう。
こんなところでしょうか。
この時期のカビは強敵です。
油断していると、すぐに繁殖してしまいます。
こまめなチェックとその対策を心掛けましょう。
posted by Hoppy Red
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