木の香りがします。

『FPの家 Y邸』

ようやく、床に貼られた養生板が撤去されました。

写真はダイニングの様子です。

床に貼られたバーチフローリングが、いい雰囲気を出しています。

こちらは、階段です。

パイン材の柔らかな雰囲気が、暗くなりがちな階段室を明るくしています。

 

トイレの無垢ドアと集成カウンターの写真です。

 

クローゼットの無垢扉と床板の写真です。

扉は全て。パイン材の無垢を使用しています。

クローゼット床は桐の集成材です。

弊社では、内装材に無垢材を推奨しています。

室内に入ると、木の香りがいっぱいです。

『フィトンチッド』のおかげでしょうか。

フィトンチッドは樹木が発散する芳香物質です。

ロシア語で、フィトンは植物、チッドは殺すを意味するそうです。

植物に絶えず侵入しようとする有害な微生物や昆虫から身を守るために植物自身が造り上げたものと言われています。

殺菌効果と防腐効果を持つ、これは木材になっても変わらず効果を発揮します。

リラックス効果とデオドラント効果も期待できるようですよ。

おまけに、無垢の木材には周囲の水分を吸放出して自らの水分を保とうとする『調湿作用』があります。

これを「木は呼吸します。」なんて言ったりしますが、木材が自然の力で湿度を保つ事が出来るというのは本当です。

写真は無垢板の上に置いた器の写真です。

無垢材が湿気を吸収し、ガラスは透明のままになっています。

隣のシート貼りと比較すると、一目瞭然です。

「無垢材って汚れやすいし、反るんじゃないの?」

こう、思っている方多いんじゃないでしょうか。

木は電気を通しにくく、静電気が起こりにくい為、埃なども寄せ付けずお手入れも簡単です。

無垢の質感を活かせる塗装をする事で、汚れがつきにくく、お手入れもサッと拭くだけです。

手垢などの汚れが取れない場合には、自然素材を使ったクリーナーをお勧めしています。

時とともに、その色合いを深めていく無垢材です。

明るく、爽やかなイメージが強いナチュラル色ですが、時が経つとともに『飴色』へと変化します。

温かみや和みの印象を与える色への変化、これを『経年変化』と言います。

暮らしとともに木の風合いが深まり、変化していく様子を味わう事が出来るのも、無垢材のメリットだと思います。

弊社が建てる住宅は、全棟『FPの家』。

長期に渡り、地震や台風等の自然災害や、シロアリ・木材腐朽菌・ダニ等からの食害から家を守ってくれます。

そして、大切な高性能外皮と躯体の耐震性能を維持してくれるのも『FPの家』の特長です。

せっかく長持ちする家ですから、内装材も長持ちするものを選択したいですよね。

無垢の内装材とFPの家、最高の組合せだと思いますよ。

 

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