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ＹＫＫａｐのＡＰＷ/樹脂窓シリーズカタログより抜粋・加筆してご紹介します。
第2回目の今回は『世界のスタンダード』というお話です。
樹脂窓の普及率は、アメリカ67パーセント、ドイツ60パーセントに対して日本ではわずか15パーセントです。
各サッシメーカーおよび地域ビルダーの方々は住まいの断熱性を高め、日本の住まいをより良くする為に、性能と品質にこだわり、技術力を活かした樹脂窓の開発と普及に挑戦していただきたいものです。
日本の国土の大半は温帯に位置しますが、全国の都市で一年を通じた温度変化が大きい事をご存知でしょうか。
日本より緯度が高く環境先進国であるドイツの都市ミュンヘンと比べて、日本の多くの都市で夏はより暑く、冬はより寒い事がわかります。
つまり、日本の冬は私達が思っている以上に寒く、より厳しいのです。
私達の身の回りにある物質で熱伝導率が高いものと言えば、金・銀・銅が知られています。
でも実はアルミもそれに匹敵するほど熱伝導率が高いのです。
一般的に住宅用・建築用として使われている材料の中でも、鉄・ステンレスと比較しても、アルミは遥かに高い熱伝導率を示します。
一方樹脂の熱伝導率はアルミなどと比べて極めて低く、高い断熱性能を持っています。
つまり樹脂窓は、快適で健康な暮らしを実現するために必要不可欠なのです。
こんなところでしょうか。
次回は『温度と健康な暮らし』についてのお話です。
posted by Asset Red
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