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『FPの家 Y邸』
駐車スペースの土間コンクリートを打設しました。
奥に見えるのは、勝手口ポーチです。
玄関・ポーチタイルの施工も完了しています。
駐車スペースの床仕上げとして良く使うコンクリートですが、夏場は太陽熱を照り返して困ります。
打ち水をすれば、温度も下がり心地よい風が通り抜けてくれるんですが、そうそう水を撒く訳にもいきませんよね。
そんな方に、ご紹介したいのがこの商品です。
今までの照り返し対策は太陽光線を「反射によってはじき返す」という極めて単純な考え方でした。
その為に塗り材は、光沢のある物か、白、またはそれに近い色でないと十分な反射効果が期待出来ませんでした。
しかし、一般の遮熱塗料(反射式)では、表面の汚れによって「熱反射率」が低下し、本来の機能を発揮できなくなり、蓄熱するようになります。
熱交換塗料タフコートは、経年による塗膜表面の汚れの影響をほとんど受けません。
表面反射に頼っていないため、熱反射率が低下しても本来の機能を維持し続けます。
そのため、機能面での維持年数は、従来の遮熱塗料よりも長くなります。
反射塗料には、もう一つ「大きな問題点」が有ります。
それは「反射塗料その物の欠点」です。
反射能力が低下した時の事を考えてみて下さい。
反射を免れた太陽熱は反射材をすり抜けて、下に塗られた断熱層に侵入します。
そして熱がこもって溜まってしまい、遮熱効果は期待できなくなるという訳です。
特にセラミック等を用いますと、「それ自体が蓄熱体」として働くという実に皮肉な結果を招いてしまいます。
でも「熱交換塗料」は、表面で熱を消費してしまいますので、下の断熱層が熱を抱え込むようなことは全くありません。
この商品、弊社の取引先の本社屋で実証実験をしている最中です。
効果のほどが確認されましたら、是非ご紹介したいと思います。
posted by Asset Red
住所:東京都練馬区北町2-13-11 電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分