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おはようございます。
世間様は3連休の最終日、色々とバタバタするんですかねー。
ここで緊急告知です。
(そんなたいした内容ではありません。)
アセットフォーは本日より3日間、お休みをいただきます。
祝日と第3火曜日と水曜日が重なってしまいました・・・。すいません。
と言うことで休日モード全開の私なのに、朝からブログを書いています。
今回は、久しぶりに断熱材の話を書きます。
断熱材と言うからには『熱の伝わりにくさ』が肝心です。
その熱の伝わりやすさや伝わりにくさを数値化したものを『熱伝導率』と言います。
この数値、断熱材の性能を表すのによく使われるのですが、材料の表裏両面に1度の温度差がある時、厚さ1mの材料の中を1平方メートルあたり、1時間にどれだけの熱量が伝わるかを示したものです。
値が小さいほど熱を伝えにくく、断熱性能が高い事になります。
『断熱材ごとの熱伝導率』を示した表を見ると、材料や製法、施工法ごとにA1~Fランクまで各種断熱材料があり、それぞれに熱伝導率は異なります。
ただし熱伝導率だけで性能を決めつけてはいけません。
というのも、熱伝導率は素材そのものの能力を表した数値にしか過ぎないからです。
断熱材は必ず厚みをともなっています。
簡単に言えば、熱伝導率の高い(熱の伝わりやすい)断熱材でも、厚く施工すれば性能の高い材料と同程度の断熱性能を持たせる事が出来るという事です。
断熱材は一般的に性能が高くなるほど高価になります。
場合によっては、高価な断熱材を薄く施工するよりも安価な断熱材を厚く施工する方が、費用も安上がりで断熱性能も高くなるかもしれません。
そうした観点から、熱伝導率以外にもうひとつ、材料の厚みを考慮した『熱抵抗値(R値)』という数値で断熱材の性能を表示する場合もあります。
私が『断熱力』と呼んでいるR値は、読んで字の如く『熱を通す抵抗値=熱の伝えにくさ』を表します。
そのため、こちらは値が大きいほど性能が高くなります。
ちょっとまぎらわしいですね。
単位も熱伝導率はW/(m・K)、熱抵抗値はW/(m2・K)と似ていて、とても注意が必要です。
家づくりで断熱材を選ぶ段になると、色々な断熱材の数値を目にする事があります。
性能比較をする時は、熱伝導率と熱抵抗値、示されている数値がどちらなのかを確認してください。
前者であれば数値が小さいほど性能が高く、後者であれば数値が大きいほど性能が高い事を思い出しましょう。
断熱材の話、いかがでしたか?
断熱材ごとの熱伝導率の表を用意出来ませんでした。申し訳ありません。休み明けに追加でアップしておきます。
すぐ見たいという方は、以下のページをご覧ください。
どうか、ご勘弁を・・・。
posted by Hoppy Red
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