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住まいと健康の関係を数回に分けて、ご紹介しています。
最近、室内環境を重視した健康な住まいづくりがクローズアップされています。
では、室内環境を重視していない家とはどんな家だと思いますか?
室内汚染にあふれる住宅の現状を検証してみましょう。
例えば、室内の汚染源を言えばこんな感じです。
ダニ・カビ・結露という湿害
空気中に浮遊する粉塵
壁や床・天井や家具類に使われる建材・接着剤・塗料・防虫剤等による有毒ガス
床下のシロアリ用殺虫剤
テレビ等の電磁波
観葉植物の農薬
蚊取り線香の煙
タバコの煙
現代生活は汚染物質に囲まれた生活と言えそうです。
ガス状物質には
一酸化炭素
二酸化炭素
ホルムアルデヒド
ラドン
アスベスト等があります。
これらのガスに対して人間は、ほとんど抵抗力を持っていません。
化学物質の昇華ガスや農薬等が蓄積されると、原因不明の疾病にかかります。
空気中の汚染物質は肺に取り込まれる事で、全身に毒が回ります。それは食べ物として口から入るよりも、ずっと人体への影響が大きいのです。
前述の有害物質の中で最も問題になっているのが、建材の接着剤や合成樹脂に含まれるホルムアルデヒドでしょう。
ホルムアルデヒドの身体に及ぼす影響を見ると、喘息の方などは0.25~0.5ppmの暴露量で発作を起こします。
常に基準以上を吸引していると、アレルギー誘因物質になったり発癌性物質になる事もあるそうです。
ホルムアルデヒドに代表される『有機化合物』の厚生労働省による指針値は以下の通りです。
ホルムアルデヒド・・・0.08ppm
トルエン・・・0.07ppm
キシレン・・・0.20ppm
エチルベンゼン・・・0.88ppm
スチレン・・・0.05ppm
室内の壁や天井に使う塗料の溶剤として使用されている、トルエン・キシレンなども身体に有害です。
揮発性物質は塗装面積が大きく奥まで浸み込む為、日数が経っても中々無くなりません。出来るだけ安全で安心できる塗料をお勧めします。
posted by Asset Red
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