まだまだ、必要ですよね。

まだまだ残暑は続きそうですよね。

以前にも書かせていただきましたが、エアコンによる『除湿』について、もう一度書きたいと思います。

この時期の屋外空気は高温高湿である事が多いと思います。

夏型結露の可能性が高まりますが、住んでいる方がどうにか出来るものでもありません。

問題が起きない事をひたすら願うしかありません・・・。

でも、室内に流入した空気が滞留してカビやダニの増殖させる危険性についてはどうにかしたいですよね。

そもそも室内がジメジメと蒸し暑い環境は、決して快適とは言えません。

こうした環境は、適切な除湿を行い室内空気から水蒸気量を減らす必要があります。

エアコンを使うのが一般的ですよね。

なぜなら窓を開けて外気を導入しても、外気よりも温度や湿度を下げる事はできないからです。

エアコンによる除湿には大きく分けて3つあります。

1.弱冷房除湿

2.再熱除湿

3.冷房除湿

冷房除湿は室内空気をエアコンの中に採り込み、露点温度以下に冷やす事で強制的に結露を発生させ、空気内の水蒸気量を減らす手法です。従って、室内温度と設定温度の差が大きいほど除湿量も大きくなります。

エアコンを嫌がる人に、その理由を聞くと「吹き出される風がイヤ」とか「温度が下がり過ぎる」という方が多いようですね。

そこで選ばれるのが弱冷房除湿や再熱除湿です。

2つの特徴は以下の様になります。

前者は冷房温度の設定を高くする事で、冷房よりも風が弱く温度は高くなります。

後者は冷房し、温度と湿度を下げた上で加熱します。ちょうどいい温度の風を吹き出す事が可能です。

あるアンケート結果によれば、エアコンの除湿運転は除湿量が冷房運転時よりも多いと考えている人が多いようです。

でも除湿量が最も多いのは冷房運転です。

消費電力が最も多いのは再熱除湿運転であり、最も少ないのは弱冷房除湿運転です。

室内温度を最も下げるのは冷房運転であり、再熱除湿運転はほとんど下がりません。

それぞれの比較を以下の表でご確認ください。

従って、蒸し暑い部屋の温度と湿度を早く下げたい時には、まず窓を開けて換気してください。

次に冷房運転をし、温度と湿度がある程度下がったら、冷房温度の設定を高くしたり弱冷房除湿運転に切り替えましょう。こうする事で省エネ効果を高める事が出来ます。

再熱除湿運転は、加熱する為消費電力が大きく電気代が高くなりますが、寒いのが苦手な方には適しているかもしれませんね・・・。

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  posted by Hoppy Red

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