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今日は『FPの家 H邸』の土台敷きの日です。
空を見上げると、雲が低く立ち込めています。
注意して見ると、上層と下層の雲の流れる向きが異なっているようですね。
雨が降ったり、止んだり。時折陽光が差し込んだりもします。
やはり台風の影響なんでしょうね。
基礎に雨は溜まっていません。
水抜栓、頑張っているようですね。
気温は26.7℃
風速は0.4m/s
相対湿度は82.8%
湿球温度は24.8℃
気圧は992.1hpa
絶対湿度は21.031g/m3
となっています。
気温が高くない割りに、ジメジメとして快適ではありません。
体感温度はどうなんでしょうか。
知っていますか?
体感温度の算出方法には大きく分けて2つあります。
リンケの計算式とミスナールの計算式です。後者には改良版もあるので、3つになるのかな?
リンケの計算式
体感温度=t-4×√V
t=気温(℃)、V=風速(m/s)。
風が吹くと体表の熱が奪われるため、体感温度は低くなります。(風が1m強くなると体感温度は1度下がります。)
ミスナールの計算式
体感温度=t-1/2.3×(t-10)×(0.8-(h/100))
t=気温(℃)、h=相対湿度(%)。湿度を元に計算した体感温度。
気温が10℃以上のときは湿度が上がれば上がるほど暑く感じ、10℃以下のときは湿度が上がれば上がるほど寒く感じます。
ミスナールの計算式 (改良版)
体感温度=37-(37-t)/(0.68-0.0014×h+1/A)-0.29×t×(1-h/100)
t: 温度(℃)
h: 湿度(%)
v: 風速(m/s)
A: 1.76+1.4×(V^0.75)
では、それぞれの体感温度を算出してみます。
温度・相対湿度・風速等は、現地で測った値を使用します。
リンケの計算式の場合
体感温度=t-4×√V=26.7-4×√0.4=24.1℃
ミスナールの計算式の場合
体感温度=t-1/2.3×(t-10)×(0.8-(h/100))=26.7-1/2.3×(26.7-10)×(0.8-(82.8/100))=26.9℃
ミスナール(改定版)の計算式の場合
体感温度=37-(37-t)/(0.68-0.0014×h+1/A)-0.29×t×(1-h/100)
=37-(37-26.7)/(0.68-0.0014×82.8+1/(1.76+1.4×0.4^0.75))-0.29×26.7×(1-82.8/100)
=25.0℃
一般的には、3番目の25.0℃を採用するケースがようですね。これだと、適温ということなんでしょうか?
個人的には、もう少し湿度が低い方が良いと思うのですが・・・。
今度は、不快指数を算出してみましょう。不快指数はアメリカで考案された指数です。
不快指数=0.81×気温+0.01×湿度×(0.99×気温-14.3)+46.3の計算式で求められます。
不快指数=0.81×26.7+0.01×82.8×(0.99×26.7-14.3)+46.3=77.9
湿度の高い所に住んでいる我々日本人は、アメリカ人より高湿度に対して身体が順応しているため、不快指数が高くてもアメリカ人より不快に感じないのかも知れません。そのせいか日本人は不快指数75~80で半数が不快に感じ、80以上になると殆どの方が不快に感じると言われます。
どうやら私は、湿度に敏感な半数に分類される人間のようですね。
土台敷きの話は、次のブログをご覧ください。
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