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『FPの家 H邸』
空模様は、猫の目のように変わっています。
晴れたり、曇ったり、雨粒が落ちて来たり・・・。
朝から行っていた土台敷き、無事完了しました。
基礎の上には『キソパッキンロング』を敷き込んでいます。
土台を載せたところを横から写してみました。
通風用スリットがよく見えると思います。
キソパッキンは新しい技術と思われていますが、実はずいぶん昔から利用されていたと言います。
当時は『猫土台』と言われ、欅や御影石で出来ていました。
樹脂のしなやかさと石の強さを兼ね備えた複合材で出来たキソパッキンは、優れた耐久性と安定性を有し、経年変化にも強くなっています。
主な特長は以下の通りです。
基礎と土台を絶縁し、土台が腐る原因を作りません。
また建物全周の通風用スリットから湿気を効率良く排出します。
従来の床下換気口工法に比べて、1.5~2.0倍の換気性能を実現します。
写真は、アンカーボルトの穴を土台に明けている様子です。
この後、ホウ酸系防蟻剤を土台裏面に塗布します。
防蟻剤を塗った土台を、設置する場所に配り、土台を敷いていきます。
土台には、米ヒバの105×105材を使用しました。
写真は、プレカットによる大入蟻の加工です。
腰掛鎌継手もきれいに納まりました。
土台を敷き終えると、アンカーボルトにナットを締め付けます。
床パネルと干渉しないように、天端が土台と同じレベルになるものを採用しています。
土台と土台の間に、910mmピッチで大引きを設置します。
こちらも米ヒバの105×105材を使用しています。
大引きの下には、910mm間隔で鋼製束が設置されます。
耐圧盤が濡れているため、接着は行わず、後日行う事にしました。
土台敷き、完了です。
台風の様子を見て、先行足場および上棟となります。
台風、たいした事ないといいんですけど・・・。
posted by Asset Red
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