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各住宅メーカーは『高断熱・高気密』を謳い文句にした『高性能住宅』をアピールしています。
では、高性能住宅とはどんな住宅なんでしょうか。
住む人が健康で快適な生活を営むための『住まいの高性能化』は必然的な事でしょう。
昨今の住宅は、確かに昔の住宅に比べれば断熱・気密性能がアップしています。
でも本当の意味での高性能住宅とは言えません。快適で健康な生活とは程遠いものがあるでしょう。
人が健康で快適に生活できる環境は以下の通りです。
温度・・・夏で26~29℃、冬で20~22℃
湿度・・・40~60%
汚れていないクリーンな空気
上記条件を満たした適正な環境をつくる為には、様々な技術的条件をクリアし『高性能住宅』へと進化する必要があります。
かっての住まいは開放的で、自然の通風を活かす事が家づくりの主流でした。
しかしそのような家づくりは、せっかく暖めたり冷やしたりした室内空気を逃がしてしまい、エネルギーロスも多かったのです。
そのために家は、密閉出来るようなつくりに変わっていきました。
しかし、この密閉された環境は様々な弊害を孕んでいました。
正しい理論に基づかない『闇雲な高断熱・高気密化』は、知らない間に住む人の健康を損ね、建物の病を招き、欠陥住宅になる危険性を多く内在していたのです。
高断熱にすれば、省エネにはなります。
でも、必ずしもそれが健康に繋がるわけではありません。
もし誤った施工で、壁の中がこんな事になっていたら・・・
住まい自体もそこに住まう人も、健康とは程遠い事になります。
本来の高性能住宅は、暑さ寒さなどの外の影響を受けず、いつも快適な居住環境をコントロールする事が可能な住宅です。
快適で健康な生活のためには、適正な室温と湿度を保つ必要があり、それをより少ないエネルギーで維持する事が出来る事が高性能住宅の条件と言えます。
posted by Asset Red
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分