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お店では教えてくれない事を教えてくれています。
野池政宏・米谷良章 共著
最新版 本当にすごいエコ住宅をつくる方法
エクスナレッジ 刊
の中から、こんな話いかがでしょうか。
最近のエアコンは省エネ性が高まり、うまく選んで使えば夏も冬もエアコンだけで快適に省エネ生活が送れます。
エアコンを購入する時には、是非最初に『APF』を見てください。
APFはAnnual Performance Factorの略で、通年エネルギー消費効率の事を云います。エアコンを1年間使用した時に必要な冷暖房能力を、1年間でエアコンが消費する電力量で割ったもので、カタログや製品ごとに貼られた省エネラベルでその数値を確認する事が出来ます。目安としては、APF6.0以上であれば十分に効率が良いと言えるでしょう。
もうひとつ大事な事があります。
それは『能力の小さめのものを選ぶ』という事です。
なぜなら、エアコンは一生懸命動いている時ほど高い効率が得られるからです。
また能力の小さいエアコンほどAPFが高くなる事も重要です。
断熱性能を高くし、日射遮蔽をしっかりと行い、能力の小さいエアコンで冷暖房する。
これが賢いエアコンの選び方&使用方法です。
この20年ほどで、家の中にある物が大きく変化しています。
これらが家庭の電力消費を押し上げているのですが、その中でもエアコンの影響が大きい事が判っています。
夏の電力ピークを抑える方法として、扇風機が大きく注目されました。
扇風機の消費電力は約30Wで、エアコン(8帖用程度)の消費電力は約350Wですから、もし扇風機だけで過ごす事が出来れば消費電力は1/10以下になります。
扇風機で夏を乗り切る最大のコツは日射を遮ることです。
昼間にしっかりと日射遮蔽が出来ていれば、扇風機だけで過ごせる時間が大幅に増える筈です。
コタツも見直したい物のひとつでしょう。
勝訴電力は『弱』であれば100W位です。古いエアコン(8帖用程度)だと1000Wを超える事もありますから消費電力は1/10程度になります。
断熱性能を高めてコタツで過ごす。窓からの日射取得を上手に利用する。
住まいの高断熱・高気密化が、昔のローテク省エネ設備をうまく使いこなすコツのようですね。
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