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続きです。
とある本の漆喰ネタをご紹介しています。
病院に勤めている知人の例をお話ししましょう。
マンションを買う事になり、私に室内の改装を依頼して来ました。
床はナラの無垢材、壁は漆喰で仕上げました。
引越しの2~3日後に話をすると「今までは朝起きると、いつも頭が痛くて仕方なかった。」「でも改装した今の住まいでは頭痛はありません。」
これらの現象をどう捉えれば良いのでょうか?
それを漆喰の働きと考える事は出来ないでしょうか。
あくまでも仮説です。
先に述べたように、漆喰は水酸化カルシウム(消石灰)です。
これがホルムアルデヒドと反応して、分解する可能性はあります。
もし漆喰がホルムアルデヒドを食べるとしたら、次のような化学式になると思います。
化学反応は、圧力・温度・触媒などが関係するので、必ずしもこの式が成り立つとは限りませんが、参考までに書いてみました。
漆喰はホルムアルデヒドなどの揮発性有機化合物(VOC)を吸着・分解する働きをするに違いありません。
つまり漆喰が空気中の臭気や毒気を食べてくれる訳です。
こうした説は、いずれ誰かが研究し実験を重ねて明らかにしてくれるはずです。
漆喰は中国から伝わりました。昔の人はこうした性質を知っていたのでしょうか。
子供の頃、叱られて土蔵の中に入れられた経験をお持ちの方は、涼しくさわやかな気持ちになった事を思い出してください。
漆喰は全世界で、5000年前から親しまれ使われています。人類の友であり宝であると思いませんか?
つづく・・・。
posted by Hoppy Red
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