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『FPの家 H邸』
天気は下り坂のようですね。
見学会も無事終わりましたので、工事再開しています。
壁ドン体験でお世話になった壁パネルも、既に本来の形に納まっています。
後は気密テープを残すのみ・・・。
2階床梁や吸音材の様子を見て戴くために開けてあった天井も、塞ぎました。
2階天井野縁下に貼られた防湿・気密シートに開口が設けられ、この後『天井点検口』が取り付けられます。
天井のPBももう間もなく貼り終りそうですね。
天井のPBを貼り終えれば、2階床合板の上に『制振ゴム』を敷き込みます。
その上に無垢フローリングを貼り始めるのは木曜日位でしょうか。
1階は玄関框の取付も終わり、無垢フローリングの施工の真っ最中です。
外廻りの止水対策も少しだけ始めました。
残念ながらこのところの天候不順で、施工業者も作業が出来ず予定よりも若干ですが遅れそうです。
写真は透湿防水シートを野地板の下端まで貼り上げ、梁との取り合い部に防水テープを貼っている様子です。
バルコニーの腰壁部分には、シールドコーナーという部材を取り付けています。
透湿防水シートを貫通する部分の止水処理も少しづつ行っています。
そうそう、今回から電話線やアンテナ線を通す際に使うCD管と透湿防水シートの取合い部に新しい部材を採用する事にしました。
その名も『ゴームパッキンCD/PF』、日本住環境の新製品です。
まずはカタログをご覧ください。
従来は、防水テープをCD管に沿って貼っていましたが、作業が面倒な割りに管の表面が凸凹のため、水の通り道を完全に塞ぐ事が出来ているのか不安でした。
この部材を使えば、EPDMゴムがCD管の凸凹にピタッと食いつき止水対策も問題無さそうです。
気密性の向上にも一役買ってくれるかも?
1枚のシートで4箇所分になっていて、シート自体に凹凸が無い為保管が容易なのも嬉しい限りですね。
実物はこんな部材です。一枚のシートを4つに切り分けたものの一枚になります。
透湿防水シートから出ているCD管の写真です。
中央の丸い穴をCD管に通します。
根元の凸凹によく食いついています。
後は、防水テープを貼れば完了です。
施工性もかなりいいですね。
設計担当者が、各部屋の窓ガラスに1/30のスケールで書かれた展開図を貼り付けました。
窓枠・巾木などの造作材の色・柄や各種高さ情報、設置する什器・設備等の情報を細かく書き込んであります。
現場の大工さん達は、これを見ながら作業を進める事が出来ますし、打ち合わせの際もわざわざ図面を広げる事もありません。
わかりやすいし間違いが無くなると、大工さんにも好評です。
いよいよ、気密施工も大詰めを迎えます。
10月9日の見学会の際には、その成果をご覧戴けます。
毎日コツコツと丁寧に行った施工が、きちんと実を結ぶのか?
(結ばないと困っちゃうんですけど・・・。)
乞うご期待ください。