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秋らしい青空をようやく見たような気がします。
気温は26.5℃、湿球温度16.8℃
風速1.3m/s
相対湿度35.9%、絶対湿度は9.01g/kgDA
露点10.18℃、エンタルピーは46.41kg/kg
不快指数72.11
体感温度20.6℃
となっています。
文句のつけようがありません。
快適の一言につきます。
こんな気持ちの良い日が続くといいですよね。
『FPの家 H邸』
今日は朝からユニットバスの施工を行っています。
写真は断熱浴槽を、防水パンに据え付けている様子です。
今回の床はモザイクタイル貼りのように見えますね。
いつものカラリ床よりも、おしゃれな気がします。
天気が良いので、外回りの止水処理(防水テープ貼り)を行いました。
前回取り付けた『シールドコーナー』を防水テープで貼ったり
『ゴームパッキン』を防水テープで貼ったり
電気配線の貫通部を防水テープで貼ったりしました。
写真右側は幹線の太いケーブルの回りをテープ処理したところです。
ストレッチテープという伸縮性の高いテープを使いました。
防水テープは粘着力が強く、しわになりやすいので丁寧な施工が求められます。
こんな器具を使って、貼り終えたテープの上をコロコロして中の空気を抜いたり、しわを取ったりしています。
こんな感じです。
そうそう、試供品としてこんなものを戴きました。
『ドームパッキン』と言います。
良く見ると、リング状に段々になっていて、そこにΦ150とかΦ125とか書かれています。
この段々に合わせてカッターで切り抜き
透湿防水シートを貫通している配管部分に被せ
横→上の順に防水テープを貼り上げます。
この時、下にテープを貼ってはいけません。
これで、配管回りの止水処理は完了です。
確かに、写真のように防水テープを配管と防水シートに掛かるように巻き付けるのは大変です。
右イラストのようにまず配管にテープを貼ります。
丸るいパイプに貼るためには、細く切ったテープを何枚も並べて貼る必要があります。
さらに今度は放射状に貼られてテープの上に下からテープを貼り上げる必要があります。
かなり面倒な施工です。
また配管回りにシーリングをして終わりの現場もあるようですが、シーリングが切れる怖れがある為、これも感心できません。
なかなかいい製品だと思います。
他の製品も含めて採用を考えたいと思います。
室内では、引き続き無垢フローリングの施工が行われています。
横から覗いてみると、こんな感じになっています。
一番下が28ミリ合板
その上に厚さ6ミリの制振ゴム
その上に厚さ15ミリの無垢フローリング
一番上が、養生用の発泡樹脂付ダンボールです。
ようやく天井裏の排水配管も終わりました。
上の写真は『音ナイン』の施工の様子
下の写真は『通気スイスイ』の施工の様子を写したものです。
通気スイスイは、トイレの排水をした際に水の勢いで配管がゴボゴボ鳴るのを防いでくれます。
また、音ナインは2階の排水音が1階に聞こえにくくする為の防音設備です。
施工会社により、配管材の防音対策は色々あります。
例えば『耐火2重管の使用』や『グラスウール巻き付け』等々・・・。
それぞれの効果を比べてみると、こんな感じになっています。
2階の排水音がするのは当たり前でしようか?
1階の人が我慢すれば解決?
そんな事はありません。階下への騒音に関する苦情は意外と多いものです・・・。
音ナインのしくみは極めてシンプルです。
塩ビパイプに予め吸音材と遮音材が被覆されています。
これを従来の塩ビパイプの代わりに使うだけで、音対策はバッチリです。
施工の手間はありません。部材費が若干増える程度です。
初期品質を半永久的に保持します。
また職人さんの熟練度による性能の差が出ませんから、安心です。
10月9日に開催する『気密測定見学会』の告知看板も取付けました。
そうそう前回のウレタン迷路ですが、捨てないで保管してあります。
もちろん日の当たらない場所です。
一般的に、スプレー式の現場発泡ウレタンは施工後すぐに石膏ボードで塞いでしまいます。
2液の原料を混合し、空気中の水分と反応し発泡するウレタンは当然発熱します。
この熱が下がり硬化が始まると、若干の収縮があるとの事。
しばらく放置して、その変化を見てみようと思います。
工場で徹底した管理の下に作られるFPパネルの製品安定性と比べて、現場で発泡するウレタンはどうなんでしょうか?
少し楽しみです。