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『ＦＰの家 Ｈ邸』
サイディング工事、間もなく終わります。
本日中には、外壁の張り方が完了し、破風板の取付も終わる見込みです。
明日の天気が崩れなければ、目地のシーリングを行う予定です。
その後、3～5日の養生を取り、外部塗装、雨樋の取付と工事は進みます。
今日は、ちょっとした大工工事をしました。
プレカット会社から構造材を仕入れ、１時間程かけて組立てました。
片側が45×90の筋交を襷掛けに設置した『4倍壁』
もう片側が50×100の筋交が襷掛けで入った『筋交入りＦＰウレタン断熱パネル』を設置しました。
どちらも4倍壁ですが、実際に地震に相当する力を加える実験をすると、その耐力は大きく異なります。
その違いを体感して戴きたくって、現場の庭先に作ってみたのですが・・・。
あまりしっかりと作ってしまうと、人間が手で押したり引っ張った位では動かなくなってしまいます。
今回の模型は、柱脚・柱頭金物は取付けませんでした。
筋交に取り付ける『筋交金物』も、ＦＰパネルの方には取り付けず、筋交いの方にだけ取り付けてあります。
ＦＰパネルに至っては、パネルと柱・土台・梁を留めるビスも留めていない状態です。
これだけ施工を省略すれば、手で押せば動くかな？
と思って作ってみましたが、想像以上にしっかりと出来てしまいました。
双方を手で押してみて、違いを感じる事が出来るのか・・・。
なんとなく感じるような、感じないような・・・。
せっかくですから、気密測定見学会の際に触ってみてください。
いずれにしても、しっかりと出来ているのでご安心戴けると思います。
実際の施工は、もっとしっかりしていますから・・・。
上記は、以前に公表されたＦＰウレタン断熱パネルの耐震実験の様子と、耐力壁認定に関する記事です。
『筋交が入っていないウレタンパネルに筋交いと同等の耐震性能がある』事を国交省が認定したという、発表当初は『業界初の快挙』と騒がれた記事でもあります。
今回の模型では、このウレタン分の強度をご確認頂きたいと思っていたんですけど・・・。
見学会まで、あと2日となりました。
生憎の天気になりそうですが、是非お越しください。
スタッフ一同、お待ちしています。
posted by Asset Red
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