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昨日、PREMIUM秋葉原で13時~17時の間に行われたセミナーに参加して来ました。
日経アーキテクチャー建築実務セミナー
実証データーで明かす
本当のエコハウス
講師はご存知、東京大学大学院工学系研究科建築学専攻准教授 前真之氏です。
ごめんなさい。
セミナー中の撮影は禁止でした。
戴いた資料も残念ながら、禁複写・転載との事なので文字だらけの報告になります。
著書『エコハウスのウソ』をさらにわかりやすく解説するとともに、様々な実証データーを駆使して
理解しにくい『放射』の話を紐解いていただきました。
また、気密性能とエアコンの効き方を踏まえた、効率の良いエアコンの使い方は大変参考になりました。
エアコンは設定温度と風量で涼しさ・暖かさを実現します。
しかし、冷たい空気や暖かい空気には重さ・軽さがあります。
気密性が低い場合、吹き出し温度と室内温度との差があればあるほど、思った通りの室内温熱環境は実現しにくくなります。
そこで風量を上げるわけですが、強い風は不快感を大きくします。
これがエアコンが嫌われる原因です。
この辺りを動画を利用して、わかりやすく説明してもらいました。
しかも、この動画データーを戴けたんです。
この場で紹介する事は出来ませんが、弊社事務所に来て戴ければお見せする事が出来ます。
こんな感じの熱画像で、エアコンの風がどのように部屋を暖めるかがわかります。
足元がスースーして寒い理由や頭がボーっとする理由もすぐわかります。
おまけに
エアコンを部屋の短辺方向と長辺方向のどちらに取り付けた方がいいのか
温度を高くした方がいいのか、風を強くした方がいいのか
吹抜けの冷暖房はどうするのが正解か
なども見る事が可能です。
窓の配置による通風シュミレーションもあります。
しかも『がっかりさせない家づくり』という小冊子(サンプル版)も戴けました。
前先生の研究室がつくられたこの本は
新築住宅に住んだ方に聞いてわかった住まいの実態と
それに対する熱画像等を使った解説
問題点と設計のヒント
がまとめられています。
家づくりを検討している方にも、色々と参考になる一冊だと思います。
もちろん、この小冊子も差し上げる事が出来ます。
ご興味のある方は、ご一報ください。
Ua値は目的にあらず
温熱環境の実現が目的
だれもが末永く幸せに
だれもがエコハウスに住めるように
前先生からのお言葉です。
外皮性能と気密性能を高め、高性能設備を適宜利用し、いつでも太陽光発電設備や太陽熱集熱設備等のエコ設備を搭載する事で、ZEHになる家(ZEH Ready)をなるべく廉価で建てましょう。
まだまだエコ設備は性能向上&価格低下が進む筈、無理に設置する必要はないと考えます。
ZEHを建てないZEHビルダー改め、ZEH Readyを建てるZEHビルダーとして、エコハウスを実現したいと思います。
posted by Asset Red
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分