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(一社)健康・省エネ住宅を推進する国民会議 発行
苅尾七臣 監修
医師と考える健康な家づくり
の抜粋記事を中心に
寒さと健康の関係をシリーズでお伝えしています。
家族が病気にならない為に、その原因を知っておくことだって重要です。
現在、 病気の主な原因とされているのは、日々の食生活や運動・喫煙・飲酒の有無といった生活習慣。
糖尿病や脳卒中・心臓病・肥満・高血圧などの生活習慣病で命を落とす人は、今や日本人の2/3以上と言われています。
そしてもうひとつ。
大きな原因となっているのが、私達を取り巻く地球環境や有害物質、ストレス等の外部環境要因です。
環境ホルモンや病原体など、予防が難しいものもありますが、生活習慣の改善に加え出来るだけストレスの無い環境を整える事が病気の予防には欠かせません。
例えばイギリスには室温が健康に影響を与えるという報告があります。
これによれば、健康的な推奨室温は21℃。
16℃以下になると呼吸器障害や心疾患などの発生の危険があるとされています。
また、こうした 情報はテレビコマーシャルやポスター等で広く宣伝されていて、国を挙げて『健康に適した室温』の確保を図っています。
1枚目がポスターであり、2枚目がTVコマーシャルです。
一人暮らしのご年配の方々のために、宅配業者やご近所の方々のフォローを求めるメッセージなども頻繁に流れているようですね。
賃貸住宅においては、オーナー責任で室温21℃を確保する事が求められており、これに抵触する建物には改善命令・使用禁止命令・解体命令と厳しい対応もあるようですよ。
横浜市に『スマートウェルネス体感パビリオン』という、温度と体の関係を体感できる施設があります。
寒い部屋で過ごす前の血圧と、寒い部屋で過ごした後の血圧を比較したり、温度のバリアフリーを体感する事が出来るんです。
もちろん入場無料です。
興味のある方は下記のページをご覧ください。
http://www.smart-wellness.info/pavilion/
健康維持・増進住宅の出番は益々増えているようですね。
家族みんなが健康に暮らせる家づくり、真剣に考えてみませんか。
posted by Asset Red
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分