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『FPの家 I邸』
鉄筋施工が少しづつ進んでいます。
弊社が加入している『新築住宅瑕疵保険/JIOわが家の保険』の基礎配筋要領図によれば、基礎工事に使う鉄筋コンクリート用棒鋼はJIS G 3112に規定されたものに限ります。
現場に納品された棒鋼(鉄筋)がこれに適合したものなのかどうかを判断するための鋼材証明書(ミルシート)をチェックするのも現場監督の業務のひとつです。
ミルシートは鋼材の材質を証明する添付書類の事。
英語でMill Test ReportもしくはMill Test Certificateと書きます。
鉄鋼メーカーが鋼材製品を納入時に発注者へ発行する証明書であり、機械的性質や化学成分などを、生産ロッドごとの規格値と製造実績値で記載してあります。
弊社が使う棒鋼は3種類。
写真左から、D16・D13・D10となります。
一般的に異型鉄筋と言われるもので、それぞれの直径が16mm・13mm・10mmあります。
D13・D10は良く見かけますよね。大概の住宅基礎はこれを使っています。
でも主筋にD16を使うところはそうそうありません。ちょっぴり自慢しちゃいました。
こうした鉄筋を事前に専門工場で切断・加工・組立・溶接したものがユニット鉄筋です。
現場に運ばれたこれを設置し結束するのが基礎屋さんの仕事になります。
今回の現場は、ビルトインガレージ部分の耐圧盤レベルが一般部よりも150mm下がっています。
また、比較的広い面積であるにも関わらず、基礎の立上りが連続していません。
許容応力度計算によれば、『地中梁』をスラブの下に設ける必要があるとの事。
これが中々大変なんですよね。
いつもであれば外廻りのユニット鉄筋を配置・結束して、すぐに耐圧盤の鉄筋を配置するところです。
でも今回は、地中梁の本数が多く中々先に進める事が出来ません。
10月28日の配筋検査に向けて、更なるペースアップをしなくては・・・。
『FPの家 H邸』のクロス工事も進んでいます。
パテ処理が無事終わり、今日からクロス貼りが始まりました。
メーカーの不手際があり、一部製品に在庫切れが発生しています。
製造ラインの調整に時間がかかるため製品の納材を待つ事になりそうですが、他の工程を調整しつつ、なんとか予定通りの完成を目指します。
posted by Asset Red
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