冬の寒さと健康の関係7

(一社)健康・省エネ住宅を推進する国民会議 発行

 苅尾七臣 監修

 医師と考える健康な家づくり

 の抜粋記事を中心に

 寒さと健康の関係をシリーズでお伝えしています。

エネルギーを漏らさない高断熱・高気密住宅に住むことで、健康的な生活が出来るだけでなく将来に向けて大きな節約が出来ます。

上図は東京にある床面積120㎡の住宅に4人で生活した場合の暖冷房費のシュミレーションの結果です。

断熱性能の不十分な住宅(S55年基準相当)の住宅では15万1千円/年であるのに対し、現行の省エネ基準相当の住宅は9万8千円/年、それを上回る住宅(現行の省エネ基準の断熱性能を35%強化)は7万7千円/年となります。

1年間では大きな差と感じられませんが、30年間その住宅に住み続けると、その間の燃料費の値上げを考えないものとしても、その差は222万円にもなります。

つまり、住宅の断熱・気密レベルを向上させる事は将来への投資と考える事が出来るという事です。

上図は断熱工事に100万円をかけた時、そのコストを何年間で回収出来るかを示したものです。

住宅の断熱性能を上げた暖かい家に住む事で健康リスクの低減も期待でき、病気にかかる事で逸する便益を考慮すると、わずか16年で投資回収出来る事になります。

現在、スマートウェルネス推進事業の募集が行われています。

健康調査を伴う断熱リフォームで、最大120万円の補助が受けられます。

補助事業には条件があります。

詳しくは各地域の協議会にお問い合わせください。

以下、平成28年5月時点の情報となります。


健康維持・増進住宅(高断熱・高気密・機能する計画換気の3要素を高いレベルで備えた家=FPの家)の出番は益々増えているようですね。

弊社でも、FPの家をつくり続けた経験と知識を活かして、高性能住宅へのリフォームを行っています。

新築は考えてないけど、

「この家寒いんだよなぁー」

「冷暖房費を下げられないかなぁー」

「隙間風が多くて埃っぽいんだよね」

なんて感じている方は、是非お声掛けください。

お見積りは無料です。

家族みんなが健康に暮らせる家づくり、真剣に考えてみませんか。

このシリーズは今回が最後となります。

お付き合いいただきましてありがとうございました。

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