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こんなアンケートがありました。
1.一人で隣近所に外出できますか。(1~3点)
2.地域活動を積極的にされていますか。(1~3点)
3.趣味活動を積極的にされていますか。(1~2点)
どの質問も積極的に行っていれば1点とし、以下2~3点と点数化します。
合計は8点となります。
是非、あなたもやってみてください。何点になりましたか?
このアンケートは、全国16市町村の高齢者2万2千人を対象に1998~2003年の6年間調査した『生存追跡協働研究事例』の際に用いられたものです。
これを基に、首都大学東京/星旦二研究室が分析した結果はこうなりました。
3問の問いに対する点数が低いほど、社会活動が多い人となります。
そして、合計点数が6点以下の人と7点以上の人を比べてみると生存率に大きな開きがある事が判ったのです。
その6年間生存率は女性の場合で約40%、男性の場合は約50%も違っています。
社会活動が多い人は長生きできると言っても間違いではないと思われます。
また、先ほどのアンケートを分析すると、2001年の時点で社会活動の少ない人ほど3年後に『要介護状態』になっている割合が高い傾向も見られました。
グラフ左が男性、右が女性となります。
どちらも、点数が高い人ほど要介護の度合いが高い事が判ります。
この分析を見ていると、人間は一人では生きていけない動物だという事が判ります。
社会の一員として、ともに活動する事で本来の寿命を迎えるまでの人生を健康にまっとうする事ができる。
ピンピンコロリを実現するためには、心の健康も大切なようですね。
星元二他、『健康のまち多摩市データーに基づく健康長寿の秘訣』より
posted by Hoppy Red
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