うれしいですね。

昨日、弊社事務所にこんなお電話をいただきました。

「オタク、まだFP工法やってるの?」

話を聞いてみると、平成7年にお引渡しした弊社OB様でした。

どこかで『松本建工』の倒産を聞いていたらしく、FP工法も途絶えたものと思っていたようです。

「いえいえ、弊社はFPの家しかつくっていませんよ。」

「色々と話が聞きたいから、時間をつくって欲しいんだけど。」

「本日でしたら、午後ならば時間ありますけど・・・。」

「それでは、13時30分に伺います。」

あっという間のアポでした。

先日、築15年超のOB宅に送ったDMを見て電話いただいたようですね。

事務所もずいぶん前に移転している事を念のためお話しましたが、奥様が承知しているとの事。

資料を用意して、お待ちしていました。

事務所にいらしたのは、ご主人様ひとりでした。

築21年、一度もメンテナンスをしていないそうです。

マルチエアコンも動かなくなり、個別エアコンに切り替えた事。

白熱電球が球切れして何回か交換した事。

メンテナンスと言えば、このくらいなんだそうです。

残念ながら、弊社にはお声掛けいただけなかったようですね。

私自身も、お逢いしたのは初めてで、お宅も存じ上げませんでした。

会社設立から5年目という事もあり、残っている図面も現在と比べるとずいぶんと少ないものです。

住〇不動産の新〇そっくりさんが、無料でリフォーム診断をしてくれるというのでお願いしたそうです。

FPの家について説明したくて、インターネット検索してみたらどんどん出てくるので不思議に思ったそうです。

ご主人の説明を聞いた営業担当は、ポカンとして「そんな工法は知らない。」との事。

急に不安になって、電話頂けたようですね。

診断書が後日届くそうです。

リフォームの見積書も提案してくれるようですね。

床下に潜った際の感想は「床下はキレイですね。問題なさそうですが、念のため社に持ち帰って確認します。」との事。

シロアリ・腐朽菌の繁殖は確認されなかったようですね。

改めて、FPの家の実力を知る機会となりました。

外壁・屋根のリフレッシュ、FRP防水層の再防水、防蟻処理等が提案されるんでしょうね。

屋根にアスベストを含んだ建材を採用しているので、ガルバのカバー工法を採用するはず。

遮熱性能もアップするので、夏の快適さが向上しますね。

ついでにトップライトを撤去してはいかがですか?

当時は提案していたようで、びっくりしました。

冬の結露と夏の高温に困っているご様子、ベルックスのペアガラス程度の性能では当たり前ですよね。

お話を聞いてみると、部屋の増設や水回りのリフレッシュも考えているようです。

弊社も提案させていただけるようになりました。

「やっぱり、つくってくれた会社に頼んだ方がいいよね。」

「気密施工もロクに出来ない会社に任せるのは、色々と心配ですよ。」

「FPの家を選んで良かった。」

「こんなにメンテナンスや光熱費がかからないなんて、当初はわからなかったよ。」

「ずいぶんと高い買い物をしたと思ったけど、今考えれば相当安くついたね。」

うれしいお話のオンパレード。

まずはリフォーム報告書を待ちましょう。

ということで、昨日はお帰りいただきました。

機会を頂けるようであれば、21年前のFPパネルの現在の様子も見てみたいものですね。

動きがあれば、ご報告します。

FPの家、おそるべし・・・。

21年間、ノーメンテナンス。

調べれば色々と修繕箇所は出てくるとは思います。

それでも基本性能にゆるぎなし!

高性能・高耐久住宅は、腐朽菌やシロアリに対する耐朽性もしっかりと担保していました。

OB向けのDMも、たまにはいいですね・・・。

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