こんな本、見つけました。

おはようございます。

今日は勤労感謝の日ですね。

いつも精一杯働いている皆様、お疲れ様です。

ご家族・ご友人・親御様等々・・・。

ご自分にたいしても、その労をねぎらい感謝し、明日からのお勤めに精進出来るよう、今日一日だけでもゆっくりと心身をいたわってあげましょう。

勤労感謝の日を調べてみると、こうあります。

1948年に制定された国民の祝日の一つ。

その年の新穀を天地の神に供え,天皇みずからも食する儀式の旧新嘗祭 (にいなめさい) を改めたもの。

呼称はアメリカの感謝祭 Thanksgiving Dayにならったものといわれる。

また、新嘗祭を調べてみると

日本では、古くから五穀の収穫を祝う風習があった。

その年の収穫物は国家としてもそれからの一年を養う大切な蓄えとなることから、大事な行事として飛鳥時代の皇極天皇の御代に始められたと伝えられている。

 

一時中断されたが、元禄時代の東山天皇の在位中に復活した。

もともとは旧暦11月の二の卯の日(卯の日が2回しかない場合は下卯、3回ある場合は中卯とも呼ばれる。旧暦11月13日~11月24日のいずれかが該当する)に行われていたが、1873年(明治6年)の太陽暦採用に際して新暦11月23日とされた。

これは、同年11月の二の卯の日が11月23日だったことによる。

1908年(明治41年)9月19日制定の「皇室祭祀令」では大祭に指定。

同法は1947年(昭和22年)5月2日に廃止されたが、以降も宮中では従来通りの新嘗祭が行われ、最も重要な祭祀としている。

神嘗祭と同様に神宮(伊勢神宮)には勅使が遣わされる。

 

また、「年中祭日祝日ノ休暇日ヲ定ム」および「休日ニ関スル件」により、1873年(明治6年)から1947年(昭和22年)まで同名の祝祭日(休日)であった。

以降も「国民の祝日に関する法律」により、勤労感謝の日と改称されて国民の祝日となっている。

なお、固定日の休日では最も長く続いており、11月23日は日本国民に最も定着している休日でもある。

 

現代では稀であるが、新嘗祭まで新米を口にしない風習も残っている。

 

2013年(平成25年)12月23日、今上天皇が傘寿(80歳)の誕生日を迎えたのを記念し、宮内庁によって、初めて新嘗祭の様子が映像として公開された。

 

 とあります。

こんな日ですから、弊社ももちろんお休みをいただいています。(元々水曜日ですしね・・・。)

という事で

今回は、今読んでいる本をご紹介します。

楽しく分かる!

木構造入門

佐藤実 著

株式会社エクスナレッジ 刊

木構造の実践的内容を豊富なイラストで分かりやすく解説しています。

木構造といえば、なんだか難しいイメージがありますが、それを理解せずに設計および施工をする事は出来ません。

それなのに、木構造は他人にお任せ!

なんて風潮が蔓延し、構造に関して無責任な建物も増え続けています。

これらに関する現状と問題点、あるべき姿を明確にし、問い続ける本書は

木造住宅に関わる全ての人々が、まず初めに手に取るべき一冊かも知れません。

この本を読んだのち、それぞれのもっと専門的な本を読む事をお勧めします。

建築に明るくない人も、あんがい簡単に理解できる内容だと思います。

東日本大震災以降、熊本そして鳥取と悲惨な結果は相変わらず続いています。

そして地震も続いています。

いずれ来るであろう、直下型大震災にそなえ

ご家族の生命・財産を災害から守るだけでなく、倒壊して道を塞ぎ、救命活動の妨げになるような事態を避けるためにも

もう一度

木造住宅における

構造の重要性および構造計算(許容応力度計算)における安全の確認について

認識を改める必要があります。

この本を読んでいると、弊社が当たり前にやっている事ができずに

誤った設計・施工をしているケースがたくさん出てきます。

またこうした設計・施工がいかに危険なものであるかの丁寧な説明と、危険を回避するための方策も書かれています。

ハウツー本としても利用できる一冊ですよね。

難しい木構造をお施主様に説明するのは本来、設計者の役割です。

単語の説明から始まり、力の伝わり方や部材の選定理由等々・・・。

お施主様の求める耐震性能を満たすために必要な構造をいかに理解・納得していただけるか。

外皮性能と同じで、少なからずコストを跳ね上げる方向になるでしょう。

前者は快適性と健康・省エネ・省CO2を実現する為に多大な費用が必要とされます。

もちろん耐朽性にも影響があるため、耐久性にも影響するんですけど・・・。

かたや安全性と耐久性のためには、構造材・構造金物の費用増大と構造計算費用の発生というコストUPを生みます。

どちらも、お施主様からのコストダウン要求の際には真っ先に削られてしまう傾向にあります。

詳しく説明しなければわからない・・・。

そもそも設計者・施工者自体が、事の重大性にきがついていない、わかっていない・・・。

安くなった分、寒くなりますよ。健康を害しますよ。環境に悪い影響を及ぼしますよ。長持ちしない家になりますよ。

地震や台風などの災害に弱くなりますよ。

なんて説明はしてくれません。

わかっているのに・・・。

もしくは、わかっていないから・・・。

いずれにしても、そんなレベルの設計者・施工者と家づくりをするのはまっぴらごめんです。

みなさん自身が、この本を読んでください。

そして

家づくりを一緒に行う設計者・施工者に

わかりにくい部分を聞いてみましょう。

すぐに答えが返って来なくても、きちんとした解答を待ち、安全を確認してから次のステップに進むべきだと思います。

昨今の悲しい現実を見ている限り、ここまでやらないと

本当に安全な家は建てられないかもしれません・・・。

ベタ基礎だから安全です。

檜の柱を使っています。

耐震等級3です。

なんて言葉で安心しないでください。

それらを満足していても、地震で壊れた家はたくさんあります。

ましてや

真面目に取り組んでいますからとか、実績があります・・・。

構造も外皮性能も、イメージではなく数値による根拠を求めましょう。

設計者・施工者の有名・無名や企業の大小は関係ありません。

根拠を明確に出来ない相手には、明確に根拠の提示を求めるべきだと思います。

だんだん堅い話になってしまいました。

純粋に読み物として面白い本だと思います。

本屋さんで見かけたら、手に取っていただき、パラパラと中をごらんください。

後悔しない一冊だと思います。

  https://www.assetfor.co.jp

  posted by Hoppy Red 

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