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東京に雪が降りました。
空から落ちてくる、あの白いふわふわしたヤツです。
雪!
ゆき?
ニュアンス伝わりますかね。
えっ!
なんで?
そして
・・・。
ちなみに私の奥様もゆき〇です。
全然関係がない訳でもありません。
(ゆきには勝てないってことです・・・。)
現場付近はこんな感じでした。
結構積るかも知れませんね・・・。
『FPの家 I邸』
こんな天気にも関わらず、大工さんは仕事中です。
何故なら、朝一番でこんな荷物が搬入されるから・・・。
トラックの荷台に積んであるのは、FPの家で必ず使う必需品です。
そう、FPウレタン断熱パネル。
これを壁の中に入れる事で、耐震・耐風及び高い断熱・気密性を確保する事が出来ます。
今日搬入されたのは、3階および2階に施工する分のパネルでした。
トラックの運転手と大工×2名、私が加わって計4名で建物内に搬入しました。
それほど重い訳でもないんですが、とにかく大きいので狭い現場で振り回すのが大変です。
30~40分程度、一心不乱に汗をかきました。
既に筋肉痛です。
病み上がりにはキツイ・・・。
休み前に、野地合板の施工を終わらせておいて正解でしたね。
野地合板の上は既に雪で真っ白でした。
写真は屋根を下から見たところ。
屋根パネルと屋根タルキが見えると思います。
今日の作業は進みそうもありません。
大工さんにも、早々にあがってもらう事になりそうです。
『雪』と言えば・・・。
FPの家の断熱性能を説明する際に、必ず話す小ネタがあります。
こんな写真を見せるんです。
この写真、東京都東村山市の定期借地権付分譲住宅地の、ある雪の日のものです。
手前左側のツートン外観の家のみ『大手ハウスメーカーの高断熱住宅(省エネ等級4の家)』となっています。
そして、残りの5件(寄棟、茶系の外観)は全てFPの家なんです。
もちろん、弊社の建物ではありません。でも断熱性能はほぼ同じです。
ご入居された後の写真なんだそうです。
まず、この写真を見てもらいます。
「この写真を見て、何かお気づきの事ありませんか?」
と聞いてみると、大概の人は
「屋根の雪!」
と答えてくれます。
正解です。
後者の屋根は雪で真っ白です。
でも前者の屋根は四角く雪が融けていますよね。
何故かわかりますか?
そう、室内の暖かさが屋根に伝わっているんです。
ですから部屋の形に雪が融けていて、軒の部分の雪は融けていません。
では、FPの家の屋根には何故雪が積もっているのでしょうか?
そうです。
室内の暖かさが屋根に伝わっていないからなんです。
上のイラストは平成25年省エネ基準相当の家(6地域)の夏冬それぞれの熱の出入りを示したものになります。
ちょうど、このイラストの左側が雪の融けた屋根の家と同じになります。
屋根から逃げる5%の熱で、雪が融けてしまったんですね。
反対に、FPの家はこの家と比べると屋根から逃げる熱が少ないから、雪が融けないという事になります。
夏もまた然りです。
70~80℃にまでなるという屋根の熱さを室内に伝えないという性能は、確実に快適さと省エネ・省CO2を実現してくれます。
こんな説明を、この写真の無い状況で行おうとすれば、ほとんどの方はピンと来ないかもしれません。
ですから、日頃から雪に感謝しなければならない。
そうは思うのですが、実際に雪が降ると・・・。
屋根上の雪は、中々融けません。
いつまでも軒先から雨だれとなって足場に落下します。
落下した雨粒は足場板に跳ね返り、建物内を濡らします。
外部の作業性にだって影響します。
やはり、雪は降らない方がいいですよね。
風情があっていいとも思うんですけど・・・。
posted by Asset Red
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