問題です。

おはようございます。

今日は暖かい一日になりそうですね。

さあ!

問題です。

日本の建築材として多く使われている杉や檜ですが

植えられてから、構造材として使えるまで生育するのに要する期間

何年くらいだと思いますか?

A.20年前後

B.35年前後

C.50年前後





答えは

Cの50年前後

なんだそうです。


次の木が生育するまでの間、一度伐った木を長く使い続ける事が出来れば

サスティナブル(持続可能)な森林の循環サイクルを形成する事が出来ます。

大切な資源を守る為には、さらに長持ちする構造材選びが不可欠です。

日本は、国土面積のうち約7割を森林に覆われている『森林大国』です。

森林率は主要国の中でも、

フィンランド

スウェーデン

に次いで第3位。

世界的に見ても森林資源に恵まれた国です。

かつては山に木が無くなるほど木を使っていた時代もありました。

山に木を取り戻す為、1955年頃から植林を開始し、今ではその木が十分な大きさに成長しています。

それらの森は『人口林』と呼ばれ、伐採しその後に植林すれば数十年後にはまた利用出来ます。

化石エネルギーなどとは違う持続可能な資源です。

森林の蓄積量/出典:林野庁/森林資源の現況(2012.03.31)

しかし、現実には国内の山に豊富な木があるのにも関わらず、海外から輸入する木材に押され、うまく利用しきれていません。

私達がしっかり使って、次の世代に繋ぐ事が大切です。

木を利用する事は地球温暖化の原因となる二酸化炭素を減らす事に繋がります。

木は太陽エネルギーによって大気中の二酸化炭素が姿を変えた炭素化合物です。

この炭素は木材が燃やされない限りは木材の中に留められています。

これが、木材を利用した住宅は『都市の森林』と言われる所以です。

木の家

良いですよね。

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