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本日は日曜日
現場はお休みです。
ということで
事務所で机に座り、『BELS』の電子申請を行っています。
もう、『BELS』はご存知ですよね。
簡単に言えば、住宅燃費を審査してもらう仕組みです。
正式名称は建築物省エネルギー性能表示制度といいます。
上のイラストはイメージキャラクターのベルサちゃん。
緑化されたビルがモチーフなんでしょうね。
元々はビルなどの燃費を審査していました。
外皮性能および一次エネルギー消費量を計算し、評価・表示する事が出来ます。
自動車を購入する場合、ほとんどの方は『燃費』を参考にします。
デザインや価格は車を選ぶための大事な要素ではありますが、燃費だって大切です。
ガソリン代という形で維持費に大きく影響を与えますから、カタログをじっくりと調べているのではないでしょうか?
でも・・・
電気・ガスなどの光熱費を図面や仕様から判断し、年間にかかる費用を事前に知ろうとする人はまだまだ少数です。
住宅燃費を知り、それを住宅選びの選択肢にする。
デザインや作り手の大小・ブランド力ではなく、住宅燃費を住宅の価値と捉える。
こうした大きな流れの中で、『BELS』は生まれました。
こんな制度を使わない手はないですよね。
弊社では全棟標準的に、この制度を利用しています。
『FPの家/I邸』の場合は、『認定低炭素住宅』のため既にどちらの計算も終わっています。
後は決められた書式を入力し、データーを送ればすぐに審査は終わります。
外皮性能は、いつもの『FPの家』。
防火の関係で、窓はすべて防火サッシを採用しています。(価格の割に性能はイマイチなんですよね・・・。でも東京は仕方ないです。)
高性能家電は一切採用していません。
給湯器もエコジョーズにしました。
一次エネルギー消費量を少なくするための工夫も特にしていません。
あくまでも標準的な、弊社がつくるFPの家です。
だから、定期的に行う事になる設備の交換時期に高価な設備購入費を必要としません。
また、経年で性能が低下する高性能設備のために、住宅燃費が極端に悪くなる事もありません。
高性能設備に頼った『メカメカ住宅』とは違い、外皮性能を高めた『高性能エコハウス』はいつまでも高性能のままなんです。
でも、一次エネルギーってわかりにくいんですよね。
だから、一次エネルギー消費量に一定の係数を掛けて二次エネルギーを算出しています。
こうすれば、皆さんにもわかりやすいと思います。
出来立てホヤホヤの燃費比較表です。
ご覧ください。
上記の数字には、その他家電の光熱費も入っています。
ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)では、これを抜いて評価しています。
だから年間を通じて光熱費ゼロと言っていても、その他家電の分はオーバーする事になるんですよね。
このあたりの説明をしっかりとしておかないと、「思っていたよりも高いのね。」なんて言われたりします・・・。
建築研究所の一次エネルギー計算ソフトを利用していますが、これって実際の光熱費よりも高く算出される傾向にあるんですよね。
実際はもっと安くあがります。ご安心を・・・。
家を建てたいとお考えのみなさん。
住宅燃費を算出してもらいましょう。
そして、比較してみてください。
維持費の違いは、そのまま家計の負担に影響します。
性能の低いローコスト住宅を安く買っても、毎月の光熱費が高ければ、意味がありません。
高性能エコハウスは健康にもいいですよ。医療費の抑制にも効果的です。
posted by Asset Red
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