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今回は、いつもと少し違います。
えっ、何が違うのかって?
今回ご紹介する冊子は、私のFB友達のものなんです。
(友達とは言っても、一方的に私が友達の記事を読んで「いいね!」しているだけなんですけどね・・・。笑)
表紙はこんな感じです。
B5版、50ページくらいのマンガ中心の冊子です。
青森のいい家 大研究
原作・脚本・構成:三木奎吾
作画:にしざわ大
作画原案および建築図版製作:いずみとおる
発行:住宅雑誌 Replan東北 特別編集
2013.03 株式会社礼促社
原作者の三木奎吾氏が、私のお友達です。
言わずと知れた『住宅雑誌Replan』を編集・発行する株式会社礼促社の代表取締役です。
裏表紙にはこんな事が書いてあります。
住宅性能が良くなると
何がいいの?
住宅性能のことを、
わかりやすく、楽しく知ることができる
「高断熱・高気密住宅マンガ」登場!
三木社長から頂いたお手紙によると、青森地域限定で計5冊出版されたそうです。
主人公は、温暖地・奈良の宮大工棟梁の「お孫さん」。
「美味しんぼ」の住宅建築版のプロットも持つ大作なんだそうです。
以下、本文からの抜粋です。
青森は北海道とたいして変わらない寒さや積雪量なのに、家づくりはどうも性能面が・・・。
省エネ基準では、県内大部分がⅡ地域だが、不思議に青森市だけはⅢ地域になっていて、とくに寒冷地住宅対策が乏しいところがある。
青森の人にぜひ、「いい家」を建ててもらえるように・・・(以下、省略)
確かにそうですよね。
当時の次世代省エネルギー基準によるⅢ地域と言えば、北関東にあたります。
イメージ的には、どう比べても納得できません。
こんな青森市を舞台に、
寒い家に住んでいた岩木家のみなさんと、主人公が繰り広げる家づくり。
家を建てたいと思っている方にわかりやすく描かれているお話です。
寒い家と健康被害の関係も、キッチリ押えています。
さすが!
三木さんの趣味なのでしょうか・・・。
なぜか三内丸山遺跡の話も出てきます。
写真・イラストとも、勝手に私がチョイスしました。本作とは全く関係はありません・・・。
私も以前ブログに書かせていただきましたが、竪穴式住居の断熱・気密って実に理に適っているんですよね。
現代の科学に通じるところがあります・・・。
縄文時代に出来ていた事が、現代の日本で、それが出来ていない家がある・・・。
そんな馬鹿な話があるのか?
自然に謙虚である事を忘れた現代人の驕りが、こんな結果を産んだのかもしれませんね。
難しい話もマンガにする事で、取り組みやすくなる。
良いアプローチだと思います。
近々、デジタル書籍化もするらしいですよ・・・。
その際には、是非ご覧ください。
三木さんのご厚意で頂いた一冊です。
他では手に入らない希少本かも知れません・・・。
残りの4冊も是非読んでみたい!あるのかなぁー?
デジタル化が待ち遠しい限りです。
posted by Hoppy Red
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