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久し振りに外気温度を測定してみました。
夏と違ってこの時期は、比較的安定していて面白みが無いんですよね・・・。
気温:12.4℃(湿球温度:5.6℃)
相対湿度:32.9%(絶対湿度:3.6g/㎏DA)
空気が乾燥しています。
練馬も、だんだん寒くなってきました。
『FPの家 H邸』
昨日まで、玄関ドアを開けっ放しにして頻繁に職人が出入りしていました。
シャッターを閉めていたから日差しも入っていません。
換気システムも空調も稼働していませんでしたから、朝の時点での室内温度はほぼ外気と同じでした。
ちなみに・・・
気温:14.1℃(湿球温度:7.5℃)
相対湿度:39.8%(絶対湿度:3.9g/㎏DA)
なんで湿度が外気よりも高いんだろう・・・。
ようやく外構工事が完了し、室外機の設置も完了。
クリーニングも完了しましたから、エアコンの電源を入れてきました。
天井の排気口の開度調整をし、壁の給気口を開け、換気システムの風量を『3』に合わせてきました。
これで、高断熱・高気密・計画換気の整った『FPの家』の完成です。
真っ青な画面を見てみようとサーモカメラで撮影してみましたので、どうぞご覧ください。
まずは玄関です。
タイル面の温度が若干高くなっていますね。
続いてユニットバスの床です。
洗面脱衣室の床よりも若干温度が低いようです。
床下点検口の温度は床と変わりありません。
中々優秀ですね。
ちなみに足跡は私のものです。
体温が床に残っているため、歩いた跡がわかるんです。
上から
リビング・キッチン・洋室となります。
点けたばかりのエアコンから、暖かい風が出ている様子がわかりますね。
どの部屋も青い部分が多いのが判ります。(外気温の方が暖かいですね。)
これは換気を行っていないため、外気よりも遅れて暖かくなるためです。
まだまだ、床・壁・天井・窓が暖まっていないんです。
ちょうど、一般的な寒い家と同じ状態かもしれませんね。
床・壁・天井やサッシの表面温度が低いため、エアコンが設定温度まで室温を暖めようとやっきになっているところです。
この状態の部屋では、エアコンの風が強く不快です。
床は冷たく、天井付近の空気は暖かいので頭がボーッとする割に寒い。
典型的な寒い家の特徴を表しています。
でも、ここからは違います。
徐々に床・壁・天井に蓄熱され、均一な表面温度になっていきます。
見学会を開催する明後日の朝には、なんとなく暖かくて、エアコンの風を感じる事のない室内空間になっているでしょう。
換気システムも稼働していますから、上下階の温度差や室間の温度差も無くなっています。
エアコンの風もほぼ感じることはないでしょう。
そうそう、トイレの窓がうっすらと結露していました。
閉めっきりで空気が淀んでいたせいだと思います。
換気システムを稼働させた途端に消えてしまいました。
明日、換気システムの風量測定をしようと思います。
風量の出方によっては、コントローラーのボリュームを上げ下げする事になるかもしれません。
換気ダクトの長さ・曲がり・つぶれ等による圧損で、設計通りの風量が出ない事もあるんです。
そのための換気風量測定です。
1時間程度の作業となりますが、きちんと行って設計通りの風量が出るように調整したいと思います。
実は確認したい事もあるんですよね・・・。
今は秘密ですけど・・・。
『FPの家 I邸』の中間工程検査も無事合格しました。
中々話好きの検査員でした。
色々と話が弾みましたよ。
posted by Asset Red
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