少しずつ進んでいます。

『FPの家 I邸』

現場は少しずつ進んでいます。

今日の作業は、大工工事・電気工事。そして基礎工事。

換気・空調工事や給排水設備工事も、進められています。

それほど大きな現場でもないため、職人がごった返す状況は避けなければなりません。

交通整理も中々大変です。

屋根パネルや妻壁に取り付けられた壁パネルのアルミテープによる気密処理の様子を撮ってみました。

こちらは昇り梁と桁の取り合い部分の気密処理の様子です。

隅木と屋根パネル、梁同志の接合部の気密処理の様子です。

土台と床パネルの接合部に貼られたアルミテープを撮ってみました。

とにかく、全ての継手や取り合い部をテープで塞がなければなりません。

こんな感じに、細かい作業をコツコツと進める大工さん。

いつもありがとうございます。

隙間にウレタンを充填し、はみ出した部分を切削し、気密テープを貼った断熱窓に、窓額縁が取り付けられました。

写真は、窓額縁と壁パネルの開口との隙間を撮ったものです。奥にある気密テープが見えますでしょうか?

この溝にも、ウレタンを充填します。

そして切削し、気密テープを貼ります。

貼った後の様子は近いうちにこの場にてアップしたいと思います。

地道にコツコツ・・・。

断熱・気密施工の鉄則です。

これを怠ると、『高断熱・高気密』な住宅は内部結露→腐朽菌・カビの繁殖→躯体の腐朽・シロアリの発生→建物の劣化・耐震性の低下および健康被害の発生という

恐ろしい牙をむく事になりかねません。

床下から床パネルを貫通して2階に上がるガス配管を撮りました。

ピンク色のウレタンが見えるでしょうか?

大きめに開けた穴にフレキ管を通し、隙間にウレタンを充填する。

いつもの施工です。

電気屋さんが、電気配線をしています。

フトコロと言われる、梁下端と天井に貼る石膏ボードを取り付ける為の下地(天井野縁)の間が少ないため、施工に手間が掛かってしまいます。

今も設計担当の鈴木と電気屋さんが現場にてミーティング中。

配線ルートを決めるのも、ひと仕事です。

ひと足先に行われた換気ダクトの様子です。

同様に、通常の天井高さでは100Φの換気ダクトは納まりません。

ルートを決め、ダクトスペースに梁型をつくり、そこを通します。

意匠とも関わってきますので、中々簡単にはいきません。

この作業を丁寧にかつ確実に行う事で、初めて設計通りの換気風量を実現する事が可能となります。

現場で、サーモカメラを覗いてみました。

梁を貫通している羽子板ボルトを撮ったものです。

外側でウレタン処理を行っているため、壁パネルや柱・梁と同様に冷たくなっていません。

ウレタン処理を怠ると、真っ青に写っているはずです。

そのような状態は、天井内で結露を起こす事になりかねません。

しっかりとした対応を求められる部位だと思います。

基礎に埋め込まれたアンカーボルトと、そこに接合されたホールダウン金物を撮ってみました。

柱や床パネルに比べて、アンカーボルトの先端が少し高い温度になっています。

地中温度は年間を通じて安定しているそうです。

その温度は10~13℃位なんだそうです。

コンクリートに蓄えられた地中熱の方が、外気にさらされた柱や床パネルの温度よりも高いということでしよう。

でも、室温が25℃程度になれば話は変わります。

アンカーボルトの温度の方が室温よりも低くなってしまいます。

相対湿度によっては結露が発生する事にも、なりかねません。

こうした部位も、ウレタン充填が必要となります。

アンカーボルトやホールダウン金物を、すっぽり覆うようにするのが肝心です。

筋違入り壁パネルと、そこに開けられて電気配線の為の穴を撮ってみました。

うっすらと筋違が透けてみえています。

ウレタンと木の熱還流率の違いが、こうした絵を生み出します。

木造住宅における『熱橋』と呼ばれる部位は、こんな感じになっています。

鉄骨造の熱橋とはレベルが相当違います。

あちらは熱を通しやすい鉄ですから、相当青く写るはずです・・・。

配線用の穴からの冷気は意外と少ないようですね。

だからと言って油断は禁物です。

換気システムが稼働するようになれば、建物内は負圧になってしまいます。

外気は隙間を見つけて建物内に侵入を試みることになります。

小さい隙間も徹底的に無くす努力が必要です。

基礎業者が、玄関土間のコンクリートを打設するようです。

写真はコンクリート下地の砕石を写したものとなります。

砕石の上に見える銀色の部材は、断熱材です。

弊社では、土間部分の基礎立ち上がり及び耐圧盤上に断熱施工を行っています。

高性能イソシアヌレートフォーム断熱材を採用していますが、これが見えているんです。

こんな感じのギンギラ断熱材です。

玄関土間が暖かいのは、こんな施工を行っているからなんです・・・。

電気・水道・換気・空調の配管及び配線は、もうしばらく掛かります。

大工さんと干渉しないように気を配りながらの作業となりますが、みなさんよろしくお願いしますよ。 

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posted by  Asset Red

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