四季と共に暮らす

日本列島は南北に長く、四方を海に囲まれています。

そこには沢山の山々があり、地形も複雑。

それらが気象を様々に変化させ、我が国独特の気象環境をつくりだしています。

こうした中、粛々と進化し続けた我が国の住まいは世界に誇るべきものかもしれません。

日本の気候風土の中で生み出されてきた、快適に過ごす為の工夫を再認識する事も大切な事だと思いませんか?

以下、キーワードを挙げてみました。

瓦屋根と深い軒

屋根は大量の雨水を処理します。深い軒は壁への雨掛かりや夏の日差しを遮ります。

陽当たりを重視

南北方向を意識し、部屋を南向きにする事で日射取得を優先します。

段差のある入口

玄関は、家の中外をつなぐ結界です。敢えて段差を設けます。

家の外にある廊下『縁側』

縁側は部屋と部屋をつなぎ、家の内外との境界にもなる空間です。

引き戸

古い日本家屋は引き戸が特長です。引違窓やふすま・障子なども多用されています。

木使い

木目に美しさを感じる国民性。木を大切にし、活用を図ります。

夏涼しく冬暖かい。靴で上がらないため傷みにくく永年使う事が可能です。

多目的利用

布団を押入れに収納する事で、和室は居間や寝室・ダイニングとしても利用可能です。

内と外をつなぐ

自然とのつながりが我が国の住まいが最も重視する要素です。


これらを上手に設計に取り入れ、かつ断熱性・気密性を向上させましょう。

自然(太陽・風・気温・湿気、等々)に素直な設計をパッシブデザインと言います。

必要なものを上手に採りいれ、要らないものは遮るための手法です。

なんだか似ていると思いませんか?

その土地の風土・気候を見極め、無理なく取り込む事で省エネかつ快適な住まいを実現できます。

こうした住まいはご家族の健康にもいいでしょう。

地球環境にだって、やさしいはずです。

『温故知新』

古きを温めて新しきを知る。

先達の知恵を利用しない手はないですよね。

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posted by  Asset Red

所:東京都練馬区北町2-13-11   

電話:03-3550-1311  

東武東上線 東武練馬駅下車5分

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