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湿度は高くなると『結露』や『アレルギー疾患の原因』となるカビ・ダニの発生を引き起こします。
また低くなると『空気の過乾燥』を引き起こします。
空気の過乾燥は、バクテリアやウィルスの繁殖を促進し、肌の乾燥や喉の痛みの原因にもなります。
湿度は低くても高くてもいけないという事です。
一般的には、相対湿度40~60%が最適な湿度と言われています。
家の中の温度を高める冬は、過乾燥気味になる事が多くなります。
相対湿度を測ってみると、30%を切っている事さえあるようです。
そんな時には、換気風量を落とすのも良いでしょう。
換気システムは2時間で1回家中の空気を新鮮な外気と交換するように設定されています。
外気の湿度は低いため、交換する量が多いほど家の中の湿度は低くなってしまいます。
なぜなら、家の中ではさまざまな水蒸気が発生しているからです。
みなさんは、家の中で発生する水蒸気の量(4人家族の場合)がどの位になるかご存知でしょうか?
なんと約10㎏にもなるそうです。
その内訳は上グラフの通りとなっています。
普通に暮らしているだけで、結構な量の水蒸気を発生しているんですね。
換気システムが稼働している家の場合は、この水蒸気を二酸化炭素や汚れた空気・臭いなどと共に排出しています。
残念ながら、水蒸気だけを残して他のものだけを捨てる事は出来ません。
でも換気風量を少なくする事で、水蒸気の排出量を減らす事は可能です。
換気風量をコントロール出来るタイプの換気システムを採用されている方は、換気回数が0.3回/h程度まで風量を落としてみましょう。
ただし、水蒸気量の多い料理や家事を行う場合には、レンジフードを回すなどの配慮が必要です。
湿度が高くなりすぎるのも要注意です。
湿度計を用意する事をお勧めします。
posted by Assed Red
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