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結露防止の4原則をご存知でしょうか?
1.過度な湿度を防止しましょう。
2.換気を促進しましょう。
3.空気の流れを良くしましょう。
4.部屋間の温度差をなくしましょう。
以上の4つについて、もう少し詳しく書来たいと思います。
過度な湿度の防止とは、室内の湿度の上限を60%程度までにコントロールする事です。
上表は部屋の大きさと湿度100%の時の空気中の水蒸気量を示したものです。
例えば、冬(室温21℃)の6畳間の空気に含む事の出来る水蒸気量は497gです。
180ccのコップ2.7杯分の水に当たります。
これを60%にするという事は298g、コップ1.6杯分にしなければなりません。
でも、湿気を出す要素は至るところにあるんですよね・・・。
例えば炊事・洗面・洗濯・衣類乾燥・入浴・暖房・加湿・花への水遣り・熱帯魚や金魚の水槽などでしょうか。
脱水した後の洗濯物には、乾燥している時の重さと同じ位の水分が含まれています。
ですから湿度の高い時期に洗濯物を室内に干す際には、湿度計を見てよく考慮する必要があります。
こんな時には衣類乾燥機を使用するのが良いでしょう。
ただし、湿気を室内に排出しないタイプを選択しなければなりません。
室内に金魚鉢や植木鉢を置いておく事で、心の安らぎを得る事は重要です。
でも結露防止の観点からは、あまりお勧めできません。
加湿器を置いているようなものだからです。
沢山のグリーンに囲まれている場合には、十分な換気が必要となります。
浴室に使用済みのタオルをかけておいても中々乾きませんよね?
浴室の湿度が高いのがその理由です。
入浴時の浴室の湿度は100%になっています。
入浴後は浴槽のフタを閉め、換気を充分に行いましょう。
その際に、入口戸を閉めるとより有効ですよ。
開放型の暖房機からは大量の水蒸気が発生します。
水蒸気を出さない密閉型の暖房機をお勧めします。
開放型の暖房機は、一酸化炭素や二酸化炭素を放散しますから長時間締め切って使用すると、中毒を起こす危険があります。
暖房時の換気を必ず行いましょう。
加湿器や暖房機についている加湿機能は、湿度計を確認しながら使用しましょう。
過度な加湿は結露を招きます。
今回は、ここまでにしておきます。
結露はカビを呼びます。
カビは呼吸を通じて体に害を及ぼします。
住まいとそこに住まうご家族の健康のために、結露を防止しましょう!
posted by Assed Red
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